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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営に関する言いたい放題 その9 スタッフとの温度差  [2021年07月05日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
院長が医院ステージと個性に合った「上手くいく方法」を見つけられたら、次は落とし込みです。
 
ただ、落とし込みは準備が不足すると高い確率で上手くいかないのです。
 
 
まず、最初に院長とスタッフの目線が合っていない為に温度差が大きいからです。
 
 
 
 
院長の頭の中では「宝物を見つけた」気分になっており、そのコンテンツを落とし込むことによるステージアップへの期待が高まるのですが、スタッフはセミナーにも参加していませんし成長度や価値観が院長とは違いますので、ワクワク感などは欠片もないのです。
 
 
 
 
だから院長はまず、核となるスタッフに情報を共有しながら落とし込みの必要性を理解してもらう必要があります。
 
その為には院長が魅力に感じたコンテンツのポイントではなく、核となるスタッフが共感できホットポイントで提案する必要があるのです。
 
 
 
ほら、世の中の男性は自分が興味がある分野の話に熱弁を奮いますが、パートナーである女性は冷めた表情で聞いているでしょう(笑)
 
院長にとって、医院のステージの向上にとってどれほど重要で価値のあるものであってもそのまま伝えたら響かない。
 
その事に気づいていない院長が多すぎます。
 
 
 
 
院長の提案にスタッフが共感して「忙しいですが必要なことだと思いますのでやりましょう」言ってもらえる様にプレゼンを用意する。
 
それが出来なければ落とし込みは上手くいきませんし、無理やり落とし込んだとしても成果を出すことはできません。
 
 
 
いま、「院長の提案なのだからスタッフは協力するべき」と思われましたか?
 
そう考えるから上手くいかないのです。
 
 
 
 
人間は感情の生き物です。
だから心から共感できるものには自分の時間も使いながら取り組んでくれますが、共感できない提案には最低限の行動しか行わないのです。
 
 
 
「正論」なのだから従うべきだと考えるとどんどん墓穴を掘って協力者を失うことになります。
 
 
院長はいつでも組織を引っ張り人を助けるヒーローでなければならないのです。
 
 
院長がチームにとってのヒーローになる為におこなう準備は多岐にわたります。
 
 
「絶対にあきらめない」と宣言しましたか?
 
チームの集団維持力は足りていますか?
 
環境変化に弱いスタッフへのサポート体制は完璧でしょうか?
 
落とし込み方を熟知した方から詳しくレクチャーは受けましたか?
 
落とし込み状況を慎重に確認しながら落とし込むスピードを変えていますか?
 
矯正でおこなうように保定装置(継続への勇気づけ)は準備していますか?
 
 
落とし込んだコンテンツが効果を発揮するまで医院文化になるまでPDCAサイクルは回っているでしょうか?
 
 
スタッフと院長の温度差があるまま落とし込もうとしても何も上手くいきませんよ。
 
先ずはプレゼンの事前準備からです。
 
 
頑張ってくださいね。
 
 
明日は「院内の矛盾」です。
 
 
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