歯科医院経営コーチの森脇康博です。
「患者様を笑顔に」
多くの歯科医院がホームページで掲げるこの言葉。
具体的にどういう事でしょうか?
そして、患者を笑顔にする為に具体的に何をやっているのでしょうか?
もちろん「院長が」です。
いくらキレイな言葉を並べても、院長の姿勢が伴っていないと、スタッフの心にも患者の心にも届きません。
そして、姿勢と言葉でスタッフと患者を惹きつけるのも院長の役割です。
港を出港した船は遠い遠い大陸を目指します。
その大陸に行けば船員と乗客の夢が実現します。
しかし、船旅では様々な問題が発生し、苦難が続くのです。
船長である先生は、情熱的な言葉で船員と乗客を鼓舞し、姿勢と行動で信頼を勝ち取らなければなりません。
夜になると、船長は船員を集めて「この旅の意義」と「どんな素晴らしい世界が待っているか」を語り続けます。
それを今いる皆で達成したいこと。だから苦労も多いだろうが一緒についてきて欲しいと話すのです。
実際には雄弁に語る院長だけではなく、姿勢で示す院長もおられます。
そして、スタッフや患者を惹きつける院長は歯科医療者として自分に一番厳しく、ブレることがありません。
また、謙虚に学ぼうとされる方が多いと感じています。
先生はいかがでしょうか?
スタッフに何を語り続けておられるでしょうか?
言葉には説得力があるでしょうか?
ぜひ、先生が理想とされる歯科医療者像を追いかけられ、スタッフと患者の心を動かしてくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 17:00