歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院で売上の伸びが止まった時、先生方はどうされますか?
まず、何が原因で売上の伸びが止まったのかを掴む必要があります。
6カ月後、1年後の為に進めてきた対策の効果はどうなのか?
対策の一部を改善すれば良いのか?それとも根本的な見直しが必要なのか?
客観的に数学を分析して院長が決断する必要があります。
特に気をつける必要がある時期は、勤務ドクターや衛生士が入れ替わった時です。
この時期に結構、数学が変化します。
そういった数字の変化を見逃さずに、対策をするのです。
また、数字を見るまでもなく、予測出来る変化もあります。
10年以上の経験があるドクターが退職して3年目のドクターに変わるなら、売上の低下は予測出来ます。
最初は難易度の低い治療を任せるとしても、勤務ドクターの治療レベルを引き上げなければ、売上アップは見込めません。
また、この状態のままでは院長の負担がどんどん大きくなります。
衛生士も同様です。
新卒の衛生士を何年後に担当デビューさせるのか?どんな患者を任せるのか?
衛生士チーフと相談して院長が決める必要があるのです。
計画的に進めないと人件費への先行投資が回収できません。
計画は常に見直しが必要です。
毎月の途中での見直し、一カ月経った時点での見直し、3カ月後の見直し・・・。
状況は常に変化していますので、変化の兆しを見つけたら、先に手を打つ必要があるのです。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 17:30