歯科医院経営コーチの森脇康博です。
ホームページで患者を集める場合、認知の次に大切なのはコンバージョン率(成約率)を上げることです。
それを考えていないホームページが多いのです。
「ホームページのコンバージョン率はトップページで決まる」と私は考えています。
そして誰に来て欲しいかでトップページの作り方は変わるのです。
「ホームページを作成したら急患ばかりが増えた」という経験はないでしょうか?
それは「急患を集める」作り方をしているからです。
業者は単に「患者を集める為にホームページを作成したい」と言われたから、それを実現したのです。
コンバージョン対策では
・ターゲティング
・コンバージョンポイントの設定
・治療コンテンツ、医療サービスの見直し
・コンテンツの表現方法検討
・メッセージ作成
などを進めます。
まずは患者の選択肢に入り、ホームページの内容を見て先生の医院に決めてもらうことが必要なのです。
ただ、ホームページ作成業者には
・マーケティングの知識が弱い
・ブランディングの知識がない
・歯科医院経営の知識がない
という会社も多いので注意が必要です。
「どういう作り方をつれば、どんな患者層に響くのか」を院長も業者も知らなければ、コンバージョン率は上がらないのです。
また、歯科医院の大きさ、ステージごとにホームページの表現方法は違います。
その医院が持っている治療コンテンツやサービスによって、どれだけの範囲からどんな患者を集められるかが変わりますが、そんなマーケティングの基本さえ知らない業者では、歯科医院の魅力をホームページで表現したり、SEO対策は出来ないのです。
検索数が増えてもコンバージョン率が改善されなければ、費用対効果が悪いままで患者は増えていきません。
トップページを見た患者が、まずどこを見て、次にどこを見る様に設計するのか?
そして何が決め手で先生の医院を選ぶのか?
一度、考えてみてください。
つづく
Posted at 17:00