歯科医院経営コーチの森脇康博です。
診療お疲れ様です。
さて今日一日、スタッフに向かって「ありがとう」と感謝の言葉を何回言ったでしょうか?
人は「当たり前」だと思うと感謝を伝えなくなります。
家族がコーヒーを持ってきてくれた。食事を作ってくれた。
スタッフが資料作成を手伝ってくれた。オペの準備をしてくれた。
仕事だから、働いて帰ってきたから、やってもらって「当たり前」
でも、それって相手にとっての作業の価値を下げてしまっているのです。
受付が毎日おこなう作業、診療スタッフが毎日おこなう作業は、「脳の自動化機能」を使っておこなわれ、作業の価値を意識しません。
でも、院長が心から感謝を伝える事で、スタッフは「私のやっている作業は感謝されることなんだ」と確認出来るのです。
「〇〇さん、ファイルBOXを整理してくれたよね。とても使いやすくなった」「ありがとう」
「〇〇さんが準備を手伝ってくれたプレゼン資料。あのファイルの方法なら参加者の先生方も資料を見つけやすと思う」「いつもありがとう」
院長から感謝を伝えられたスタッフは、「よし、次からも院長に喜んでもらえるよう頑張るぞ」と思うのです。
院長が使う言葉で、スタッフがおこなう作業や接客などの価値が上下します。
ただ「ありがとう」と言うだけではなく、何がどう良かったのかも伝えて、スタッフがおこなう作業の価値を高めてあげてくださいね。
テーマ:その他
Posted at 20:00