歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私は歯科医療の未来を予測するとき、医療とは関係のないセミナーにも参加しますし、本も読みますし、情報も仕入れる様にしています。
これからの医療に影響を及ぼすのは
・GAFA、EC経済
・アメリカ、中国、ロシアの戦略
・AI、ロボティクス、RPA、自動化技術
・ギグ経済、シェア経済、クラウドソーシング
・若者文化、ニーズの変化
・マスメディア
・金融、フィンテック、データレンディング
・キャッシュレス
・医療、介護の政策
・国の政策全般
・地方行政、財政
・人口問題、空家問題、インフラ老朽化問題
など・・・。
情報は常に操作されていますので、うがった目で視ることが大切です。
すぐには歯科医院経営に影響しないものも多いのですが、将来的には影響してくるものも多い。
例えば、アメリカの政策は日本の未来に大きく影響を及ぼしてきました。
それらを総合的に見ていくと色んなことが見える。
例えば、国の医療費抑制政策は単に財政的な問題ではないこともわかります。
私は「医療」の質を高め続け、地域医療に貢献している院長やスタッフを尊敬しています。
ただ、「医療の正義から世界を見る」だけでは医療機関経営が成立しない時代に入っていることも実感しています。
平日の休みにいちど、開業されている地域の変化をじっくり見てください(自宅と医院が別な場合)。
人が動く時間や流れが以前と変わっているはずです。
将来、街がどの様に変化し歯科医院経営にどういう影響を及ぼすのか?
そうなった時、地域の歯科医療の供給体制はどうあるべきなのか?
先生の医院が安定的に歯科医療を提供し、スタッフの雇用を守っていくために、どこにポジショニングするのが良いのかなど・・。
じっくり考えてみる。
きっと世界観が拡がります。