歯科医院経営コーチの森脇康博です。
今回は「ベネフィット(価値)」です。
患者が先生の歯科医院を受診した場合、どんなベネフィットを受け取れるでしょうか?
う蝕治療の場合は?
インプラントは?
ホワイトニングは?
歯周治療は?
治療法にどれだけこだわり、技術力を磨いているかを伝えるのはマーケティングにおける「証拠」、では、患者は先生の医院で治療することでどんなベネフィットを受け取れるのでしょうか?
人は自分のベネフィットを満たす為に物やサービスを買うのです。
この提供できるベネフィットが患者が求めるベネフィットと一致していないと、患者が先生の歯科医院を選ぶ理由がないことになります。
例えば、物を入れて運ぶバッグ。
「物を入れて運ぶ」という機能さえ満たせば良いのなら安いもので良いはずです。
しかし、人によって欲しいバッグが違うのは何故でしょうか?
もちろん、歯科医療における正解はあります。
患者は好んで治療を受けたいとは思いません。しかし患者の未来を考えれば、治療しないリスクを患者に伝え、治療に向かわせる必要があります。
ただ、むし歯になった歯を治療修復するということ以外に提供できるベネフィットを伝えられなければ患者は集まらないのです。
それを見つけ、磨き、外部マーケティングだけでなく院内でも表現できている医院に患者が集まっています。
・広告
・治療コンテンツ
・サブコンテンツ
・検査
・アポ入れ
・オペレーション
・コミュニケーションシステム
・スタッフ成長の仕組
など、見直していくことは沢山あります。
毎日コツコツと見直し続けることで3年後、5年後の歯科医院を創る。
今日より明日、診療で疲れている中でも一歩を踏み出したか。
それしかありません。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:23