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◆歯科医院経営ブログ

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中大型歯科医院の院長に必要な10年後からの逆算  [2018年11月21日]
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
今回は「中大型歯科医院の戦略」です。
 
中大型歯科医院では診療圏が広く、広い診療圏から患者を集める戦略が必要です。
 
 
 
戦略を考える時に必要なのは未来の環境や歯科医療需要の分析、そして未来の医療サービスの提供方法がどう変化しているのか、という予測です。
 
これが出来ないと舵取りを誤ってしまう事になります。
 
 
中大型歯科医院は「大型船」です。小規模歯科医院時代と違い、急に氷山が迫ってくるのを発見しても小回りがきかないのです。
 
だから、可能な限り遠くを見つめ、氷山を発見して早めに回避していく必要があります。
 
 
 
 
10年後、歯科医院経営をめぐる環境はどう変化しているでしょうか?
 
5年後は?3年後は?
 
現在からの積み上げ式では失敗します。
だから未来(10年後)からの逆算しかないのです。
 
 
 
先になるほど景色はボンヤリ霞んでいますが、視ているのと視ていないのとでは大きな違いが生まれます。
 
 
私は経営のコーチをしていますので、クライアントの船のレーダーなど計器類の役割を務め、氷山を回避する選択肢を提案します。選択肢の中から院長に方針を決断していただき、目的地に無事到着していただくのが役割です。
 
 
そして、私がクライアントのビジョン達成の為に蓄積した情報、ノウハウの一部を、こうやってブログで公開することにしたのです。
 
 
国が進める社会保障政策の情報やノウハウの一部を公開している理由は、経営で苦戦しておられる院長を応援したいから。そして、そのことにより「患者の為に質の良い歯科医療」を提供していただきたいからです。
 
開業医団体出身だということもあり、その想いは消えることはありません(だからといって無料では応援できませんが・・笑)。
 
 
 
おっと、脱線しました。
 
 
 
また、中大型歯科医院の院長に必要なのはポジショニングです。
自院の特徴が一番活かせる場所に足場を築かなければなりません。
 
 
足場を患者ニーズの中に築くのか地域医療介護ネットワークに築くのか、それともブルーオーシャンに築くのかを判断しなければなりません。
 
足場が重なる他の中大型歯科医院とは競合しますので、院内を改革し患者に選ばれる医院を創らなくてはなりません(イオンとイトーヨーカ堂が競合するのと同じ)。
 
 
遠くに見える景色から未来を予測し、それに備えて準備を始める。
 
 
中大型歯科医院の院長には大型船の船長の判断力と決断力が求められるのです。
 
 
 
 
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