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◆歯科医院経営ブログ

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これから10年で歯科医院の廃業加速によって歯科医院経営は改善するのか?  [2025年09月10日]
おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
私は大阪の開業医団体で30年勤務し、院長の近くで経営と医院づくりを応援したいと独立して13年が経ちます。
このブログでは歯科医院経営とマネジメントに役立つ情報を発信します。
しかし、答えは書きません。院長によって経営状況は違いますのでスタッフと一緒に考えて頂きたいからです。
もちろん、経営のサポートのご依頼は喜んでお引き受け致します。
では、本日のブログもご自分の医院の状況に照らして考えてみてくださいね。
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これからの10年で歯科医院の廃業が大幅に増え、開業数が大幅に増える見込みがないことから全国の歯科医院数は減少を続けます。
お若い院長と話していると「競合が減ると経営が楽になる」と捉える方がいらっしゃるのですが、私はその考え方は間違っていると考えています。
ということで、今日は生成AIに私の考え方について三つの立場(①賛成②反対③客観)で意見を出してもらいました。
今回も訂正はしていません。
先生はどうお考えでしょうか?
 
 
 
 
①【賛成+補足の立場】あなたの見解を支持し、深掘り
 

 ● あなたの主張の核心:「“医院数の減少”=“競争緩和”は幻想である」

 

 

■補足1:廃業医院は競争相手ではない

  • 実際に廃業する医院の多くは「選ばれなくなった医院」=競合力が低下した医院であり、

    • 患者数が少ない

    • 設備老朽化/人材難/地域ニーズとミスマッチ

  • よって「その医院がなくなる=患者が大量に溢れる」とは限らない。

 

■補足2:新規開業の医院の方が競合力が高い

  • 最近の開業医院は、自由診療対応/CT・口腔内スキャナ/デザイン性の高い院内など、

    • 患者が“選びやすい要素”を標準装備。

  • 開業件数が減っても、1医院あたりの競合力は向上しており、患者獲得競争はむしろ激化している。

 

■補足3:患者側の“医院選び”の基準が変化

  • 「近いから」ではなく「クチコミ」「雰囲気」「治療の説明の丁寧さ」など非立地要因で医院を選ぶ時代。

  • 「医院が減れば選ばれる」という時代は終わっている。

 
 
 
  • ②【反対・反論の立場】“医院数減少=経営安定”を肯定する視点

 

●主張:「物理的に競争医院が減るならば、それだけでチャンスが増える」

 
 

■反論1:歯科医院の絶対数が減ることは確か

  • 高齢院長の引退、後継者難、女性ドクター増による開業意欲低下
    → 結果的に開業数 < 廃業数の構図が加速中

  • 地域によっては物理的に歯科医院空白地域が広がる。

 

■反論2:一定数の患者は“近さ”や“かかりつけ継続性”で医院を選び続ける

  • 高齢者層・通院困難者・訪問歯科ニーズなど
    → “近隣にあること”自体が価値になるセグメントは依然として存在

 

■反論3:実力ある医院が残ることで市場の質が改善

  • 競合医院が減ることで、価格競争が減り、自由診療提案もしやすくなるとの意見もある

 
 
 
  • ③【客観的な予測・中立的立場からの分析】

 

・「数の減少」だけでなく「質の変化」が同時進行している

 
 

▶人口構造と医療ニーズの変化(地域別)

地域タイプ今後のトレンド解説
大都市部 廃業&新規の両極化 医療モール・自由診療特化型の開業が進む
郊外都市 医院淘汰・空白エリア発生 若年層流出で開業ニーズ減/高齢化進行
地方・中山間地 廃業集中/新規なし 患者ニーズも減少/訪問・公的対応へ
 
 

▶︎競合状況の“質的変化”

  • 単に「競合が減る」だけではなく、残る医院の競合力(デジタル化・自由診療対応・接遇)は増している

  • 特に都市部では「新規開業1件>旧来型医院10件」というくらい、影響力に差がある

 

▶︎勝ち残る医院の共通点

  • 「選ばれる理由を持っている医院」

    • 説明力/治療技術/スタッフ接遇/SNS発信/口コミ戦略

    • 医院数が減っても、魅力がない医院は選ばれない現実は変わらない

 
 
 
■結論
 

あなたの主張は、現在と未来の市場構造を的確に捉えている現実的な見解です。
「医院が減る=楽になる」というのは、過去の物量主義的な発想であり、今後は“選ばれる医院”しか生き残れない競争が続くという見立てが妥当です。

 

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