歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

歯科医院経営とマネジメントで失敗しやすい12タイプの院長  ⑩お金儲け偏重院長  [2025年01月25日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営とマネジメントで失敗しやすい12タイプの院長
 
①全方向打出し院長
②落とし込み中途半端・丸投げ院長
③研究者気質の院長
④安定・現状維持院長
⑤経営無関心・感覚経営院長
⑥戦略なし拡大院長
⑦憧れ⇒欲しい⇒買う院長
⑧俺様・無茶ぶり、上から目線院長
⑨スタッフ間の人間関係放置院長
⑩お金儲け偏重院長
⑪イノベーター・マニアック院長
⑫夢追いフワフワ院長
 
のうち今日は「⑩お金儲け偏重院長」です。
 
 
「うちの院長、口を開けばお金のことばかりなんです」
色んなイベントなどで出会う歯科医院のスタッフと話しているとこういう言葉が出てきます。
 
 
 
もちろんお金は重要。
しかし、院長がお金儲けのことばかりを考えているとスタッフが感じた時点でスタッフは嫌々ながら院長から言われたお金儲けを手伝うことになるのです。
 
わかりましたか?
 
上記の文章にもう一つの問題が隠れています。
それは「院長のお金儲けを手伝っている」とスタッフが捉えていることです。
 
そして、この状態は本当のお金儲け主義の院長ではなく、真面目に臨床に取り組まれている医院で起こっているのです。
 
 
 
そういう状態になる理由は簡単、
院長の頭の中で「歯科医療としてやるべきこと、やりたいこと」と「経営を維持発展させる為にやらなければならないこと」の二つが乖離しており、数値目標を達成することの本質を自信をもってスタッフに話せていないからです。
 
・真面目に臨床に取組んでこられたが経営を重視する必要性に気づき、急にスタッフに経営面の話を始めた院長
・経営を管理する専門家から言われたことを、咀嚼をしないでそのままスタッフに伝えてしまう院長
 
そして、
・理想を追いかけてはいるが、その取り組みの到達点を定量的に見える化できていない院長
 
 
 
 
 
これから歯科医院経営が厳しくなっていく中で、
 
「歯科医療としての目的、医院理念を達成する為に、患者に良質の歯科治療を提供する為に、スタッフが自らが数値目標を設定し数字を追う」
 
という状態を院長は作る必要があります。
 
 
 
しかし、スタート時点ではスタッフも患者の為の治療と経営数値の達成は相容れないものだと捉えていることが多いので、先ずは院長が「歯科医療としての目的を達成する為に到達点を定量的に見える化して改善していく必要がある」ことを腹落ちさせる必要があるのです。
 
 
 
 
私は「患者の為の歯科治療」と「医療機関経営の数値目標」は元々分離していないことに気づき、そのことを院長とスタッフに説明できる様になって自信をもって「チーム作りによる生産性の向上」について提案できる様になりました。
 
だから、数字の事ばかりスタッフに話さないで理想を語ってスタッフをワクワクさせてあげてくださいね。
 
 
★こちらもご覧ください。
初めての方→ ご挨拶
どんなサポートをしてくれるの?
 
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
経営相談のお申込みとお問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2025年01月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ