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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院は予約枠の稼働率を高められるか?  [2024年11月27日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院では予約枠を効率的に埋めていくことが必要です。
 
とくに保険治療においては収益性が低いですので、時間当たり生産性を意識しないと利益がどんどん圧縮されていくのです。
 
 
 
 
では、先生の医院の「ドクター治療枠」「歯科衛生士枠」「コンサル枠」「トレーニング枠」などの稼働率はどうでしょうか?
予約が先の日に分散せずに手前に入る仕組みになっているでしょうか?
急なキャンセルへの対策は?
キャンセル枠を埋める方策はあるのでしょうか?
そもそも患者数は足りているのか?
 
 
 
 
新患を必要数だけ確保しながらそれぞれの枠の稼働率を高めることが出来るか?
その対策がとても重要な時代だと感じます。
 
採用面でもしっかり対策しないとユニットは空いているのに国家資格者が足りないで枠を閉じることになります。
そしてこれからは時短をしながら経営面で成果を出す必要がありますので、メンバーひとり一人が一日で〇点売上げるという自覚も必要なのです。
 
 
 
 
 
大きな歯科医院の勤務ドクターは歩合制であることが多いと思いますが、月に何人の患者を診て保険と自費で自分がいくらの売上を上げるべきかを理解して目標を達成することが必要。
予約枠の稼働率を高める為にドクターが治療技術とともに処置スピードも高める訓練も必要だと感じるのです。
 
 
 
もちろん、患者のキャンセルや治療中断が多く歩留まり率が低いのは改善する必要がある。
治療を中断した患者ではなく健康観が高い患者の予約が入っていれば、患者の健康が守られ結果としてLTVが高くなるからです。
 
 
 
 
予約の稼働率を高めることで多くの患者を治療でき、歩留まり率を高めることで患者の健康が守られる。
 
リピート型の経営では枠の稼働率を上手くコントロールし”かかりつけ患者”が必要な治療を受けられるようにする必要があります。
飛び込みの急患は無理して診る必要はありませんが、かかりつけ患者の急性症状は何が何でも診る必要があるのです。
 
 
 
 
 
これからの歯科医院経営では「誰を大切にし付き合っていくのか」が大切。
医院メンバーが患者と真摯に向き合えば患者が約束通りに来院して、自分と家族の健康を守ろうと必要な治療を受ける。
 
そういう信頼関係を構築できる患者以外の来院比率が高ければ医院メンバーも心が疲弊してしまうのです。
 
 
 
自分の健康の為に医院との約束を守る患者で予約枠を埋めなければ患者を健康には出来ないし枠の稼働率は高められない。
 
そう思うのです。
 
 
 
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