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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長の正しい不安感情の扱い方とは?  [2024年05月17日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
人生では前進しょうとすればする程、色々な障害にぶつかります。
経営者である院長はその障害をどうやって乗り越えるのか?そもそも乗り越える必要があるのか?などを判断する必要があるのです。
 
 
 
解決の道が見えない時には誰もが不安になりますが、その不安感情に院長がどう対処していくのかで歯科医院の未来が決まるのです。
院長にお考え頂きたいのは、「ここで発生する不安感情は誰の課題なのか?」という事です。
自分の中で生まれる感情は自分にしか折合いがつけられないのですが、生まれてくる不安感情に自分で折り合いをつけられないと解決方法を外部に求めだすのです。
 
 
 
 
つまり、「自分が不安になっている原因は外部にあり、その問題を解決すれば自分の不安は取り除かれる」と考えてしまうのです。
すると選択的知覚によって院内のあらゆる所に問題を見つけ出してそれを放置(?)している幹部やスタッフに不満を感じるようになります。
 
 
すると段々と細かい部分の指摘を始めミスを注意し始めるのです(直接介入の開始)。
こうなると院内がピリピリしますし組織が崩れていく要因となる。
 
院長に注意されない様にスタッフは萎縮しますし、それが患者にも伝わって居心地が悪くなり経営面でも悪影響を受ける様になるのです。
 
 
 
 
医院スタッフの診療中の動きを見ていると、
 
・不安を抱えてオドオドしながらスタッフが動いている医院
・惰性で作業レベルの仕事をこなしている医院
・目的意識をもってチームで協力しあう医院
 
に分かれますが、それらも院長の日常の言動や指示によって院長自身の手によって作られていることが多い。
 
「日常診療を見れば院長の考えや経営者としての実力、心理状態が分かる」のです。
 
 
 
 
院長の心に生まれる不安は院長が自分で正しく意味づけし自分で乗り越えていくべき課題です。
だから「不安が生まれない為に自分は何に取り組むべきか?」を目的論として考えアクションプランにし前倒しで実行していく必要がある。
 
 
医院が崩れる第一歩は、院長が自分の課題である「不安感情」が外部要因によるもだと勘違いし、外部をコントロールすることによって解決しようとすることから始まる。
そのことは覚えておいて頂きたいと思うのです。
 
 
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