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◆歯科医院経営ブログ

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多くの歯科医院で発生している治療室の問題とは?  [2024年03月12日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
先生にとって、治療室におけるスタッフの理想の行動は?
 
①忙しくてもスタッフが予約表をもとに空気を読みながら連携して動き、そして患者の不安も取り除ける様に声掛けが出来ている。
②急患も入るし予約が詰まっているのでオンタイムで無駄なく治療をこなしていくことが優先。
③治療が少し遅れても一人一人の患者と話し丁寧に向き合った治療をチームメンバーとおこないたい。
 
 
 
 
 
・スタッフが院長から受け取る裏メッセージ
・予約数とスタッフの処理能力(マルチタスク等)
・スタッフのコミュニケーション能力
・診療における目的と目標の設定と理解
 
によって院長が考えられる治療室の雰囲気が実現できるのかが決まると感じます。
 
 
実現への難易度から言えば①が一番レベルが高い、そして③、②の順でしょうか。
 
 
 
院長が理想とされる状態が実現できていないならば間違いなく上記の4つの要素に課題が残っている。
つまり4つの要素と理想の行動との間にミスマッチがあるのです。
 
 
 
 
なかでも「スタッフが院長から受け取る裏メッセージ」の影響力は強い。
例えば院長がミーティングで「患者の不安を取り除き寄り添う行動を」と話していたとしても、治療中に院長が無言で発するメッセージが「効率」であればスタッフは患者よりも効率を優先して動くのです。
 
運転免許を取りたての人に「時速250kmで飛ばしながら安全運転で目的地に到着しなさい」と言う様なダブルバインドの状態を作ってしまうのですが院長は気づいていません。
 
 
 
 
今いてくれるチームメンバーの個性や能力でどんなチームが出来上がり、段階的にどんなチームと診療のオペレーションを目指すのかを話し合って実行していく。
そして発生する多くの問題を皆で話し合って解決し理想へと向かっていく。
 
 
多くの医院でダブルバインドが発生しており、それが原因となって人が退職したりやる気を失っていく。
そしてそれらの状況は特定のスタッフに問題があると片づけられてしまうのです(原因論)。
 
 
 
 
院長の姿勢が変わってコントロールを止めれば組織は大きく変わっていく。
特技を持っているのに実力を発揮できなかった人材が能力を開放できるようになる為、組織が活性化するのです。
 
 
 
 
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