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◆歯科医院経営ブログ

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若いドクターの診断について私が感じること?  [2024年02月28日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医療もカバーするべき範疇が拡がってきたと感じます。
若い勤務ドクターがいる環境で一人の患者を全人的包括的に診断して適切な治療をおこなうには、三次歯科医療機関にあるような「総合診療科」の様な機能が必要だと感じるのです。
 
 
仕方がないことではあるのですが、医科でも歯科でも若いドクターは「治療技術」「診断力」「治療計画立案力」「治療提案力」に課題がある。
私も家族の病気などで医科の診療科を受診するのですが、勤務ドクターが多い医療機関で若いドクターにあたると「本当に頼りない」と感じることも多いのです(育てる為には仕方がないと思っています)。
 
開業医団体に勤務していた私は医科の領域でも少ないですが一定の知識がありますので、「この診断おかしい」と感じて専門医療機関を受診して検査したら「原因は別にあった」ということも複数回あった。
 
素人の私が別の原因を疑って若いとはいえプロであるドクターが疑わないことを残念に思うのです(せめてオーベンに相談してくれれば)。
 
 
 
 
「その歯科医院で提供できる最善の治療を受けられる」状態を作る為には院内に「共同診断」の仕組みも必要だと感じます。
若いドクターが担当すればブリッジになるところをベテランのドクターが提案すればインプラントになる。経営的にどうこうということではなく、患者にとって何が最善かを考えた場合に工夫できることはまだあると思うのです。
 
 
 
 
う蝕治療だけでなく「歯周病」「口腔機能管理」「全身疾患」「連携」・・・と歯科医療の範囲が広がると、若く臨床経験が浅いドクターだけで「診断」をおこなうのには無理がある。
臨床について懸命に学ばれていても診断と治療に必要なスキルを高める為の時間が足りないと思うのです。
 
 
 
少なくとも、若いドクターが複数人在籍する1.5次多機能型歯科医院では「総合診療科」の機能、または「共同診断」の仕組みを段階的に構築することが必要だと感じるのですが、先生はどう思われますか?
 
 
 
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