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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のミーティングは組織図や概念図を見ながら行うべし  [2024年01月24日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
先生はテレビの戦国時代のドラマで、「何々山に〇万人の〇〇が陣を構え、〇万人の〇〇隊が東海道を〇〇に向かって進軍中・・・」と紙に書き出しながら戦の会議をしているシーンを見られたことはあるでしょうか?
 
私はそのシーンを「理にかなっている」と思いながら見ています。
何故ならそこに参加するメンバー全員が状況を把握しながら作戦を理解できるからです。
 
話している人が伝えたい事と話を聞いた人が実際に受け取った内容には結構な差があることが分かっています。
院長と一緒に長く働いているほど話への理解度が深く、勤務歴が浅い人ほど伝えたい事と受取った内容に差があるのです。
 
ベテランのスタッフと話していると「院長はきっと〇〇と判断されると思います」と言いますので、一緒に過ごした時間とともに阿吽の呼吸が出来る様になっているのです。
 
 
 
 
歯科医院が大きくなってくると医院文化や院長の価値観、伝えたいことをまだ理解できていないスタッフや勤務ドクターが増えてきます。
だから経営方針などを話し合う時にも工夫が必要なのです。
 
 
そんな時には組織図や概念図、フローチャートを作成してスライドで写しながらながら話し合うのがお勧めです。
タスク管理ボードの前で行うのも良いと思います。
何故なら院長がイメージしていることが伝わり易いからです。
 
「概念図を作るのは苦手」という院長も多い様ですので、コンセプチュアルスキルが高いベテランスタッフにお願いして作成してもらってください。
もし、ベテランスタッフが院長が話す内容を概念図にできなければミーティングで院長が話してもスタッフには理解できないのです。
 
 
 
私もクライアントの組織図、概念図、フローチャート等をもとに「どういう組織体制、流れにすれば機能し易くなるだろう」と考えますし、どんな職種のメンバーを何人採用する必要があるのかを考える。
どの位置にどんな役割をもったリーダーを配置すれば良いのかもスタッフの行動特性診断をもとに考えて院長や幹部に提案するのです。
 
 
チームビルディングは経営であり戦略です。
先を読んで人材採用もしますし経営対策も実施する必要がある。
 
そんな重要な話をするミーティングでメンバーが戦略をイメージできるツールがなければ、院長が考えた作戦は上手くいかなくなるのです。
 
 
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