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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の強い組織づくりに必要な要素とは?  [2024年01月23日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私が歯科医院の組織づくりを考える時には昔に子どもと遊んだミニ四駆を思い出します。
 
コースで早く走る為に極限まで軽量化しモーターを性能の良いものに変える。
そして軽くなって早くなり過ぎると浮き上がってコースアウトするので低重心になるように工夫する等々。
 
実際にはミニ四駆と歯科医院のチームビルディングは違うのですが、ただただ早くする為に馬力を上げるだけでは駄目であることは同じだと思うのです。
 
 
 
 
組織には規模や特徴に応じて必要な役割が存在します。
何故なら組織が大きくなると院長ひとりでおこなっていた事が出来なくなりスタッフに色々とお願いしなくてはいけないことが増えるからです。
 
だから院長が権限を委譲しながら強い組織組織を作るには付け加えていくべき要素を考えなくてはいないけいのです。
 
 
 
 
これから10年以上使える組織形態を考える。
例えば、歯科医院を大きくしていこうと考えた時に組織の構成や役割はどうなるのかを考える必要があるのです。
 
 
受付機能はどうなる?
歯科衛生士部門は?
チームビルディングの方法は?
幹部育成は?
部署ごとの権限(責任)は?
教育は?
院内ルールは?
企画・商品開発、イノベーションは?
改善プロジェクトは?
提供品質を高いレベルで標準化する方法は?
デジタル化推進は?
マーケティング・営業は?
診療報酬算定対策は?
施設基準対応、改定項目対応は?
総務は?
管理会計は?
院長秘書は?
人事管理は?
クリーンスタッフなどのサポート部門は?
外部専門家の体制は?
医院を支える事業者は?
 
 
 
果てしなく項目が浮かんできますのでこの程度にして、強い組織に必要な要素(担当部署)を医院が大きくなるのに合わせて一つづつ作り育て上げ、日常診療では院長が関わらなくても良い部門にしていく必要があるのです。
 
 
その時に院長が考慮しておく必要があるのは「歯科医院では中間層が抜けやすい」という事です。
女性が多い歯科医院ではライフイベントによるスタッフの退職や育児休暇などへの対応が必要です。
 
だから組織の強化をしようとしても中間層が手薄になっている可能性がある。
実際には産休・育休が重なる時期は皆で工夫しながら乗り越えていく必要があるのですが、そうであっても組織の機能を低下させない、売上を下げないという覚悟が必要なのです。
 
 
 
 
私がクライアントの院長に話すのは、組織の強さに応じて院長が踏み込める車のアクセルべダルの量が変わるという事です。
実際に組織の集団維持機能が低下している時に院長がアクセルペダルを踏みこんで複数の退職者が出たという話も聞きますし、組織作りをサボってきたためにアクセルを踏み込めずに経営的に低迷するということもあるのです。
 
 
歯科医院を見ればどれ位の性能のミニ四駆でどういう特技があるのか、何が問題でスピードが出せないのかが分かる。
それが私の特技でもあります。
 
土台をしっかり作らずに枝葉だけを付け加えても駄目なのです。
売上の伸びが止まり低迷するのも院長が組織の土台作りを怠ってきたからアクセルを踏み込めないのです。
 
 
さて、先生はどういった医院を目指され、これから上記のどういった要素を組織に加えていかれますか?
 
 
 
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