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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長はスタッフの頑張りに気づいているか?  [2024年01月17日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院に関わったり医院を見学したりしていると医院のオペレーションや管理の方法が様々であることが分かります。
医院が大きくなってくると院長が関わる部分が減って院長からはスタッフの仕事量が見えなくなっていくのですが、スタッフは雑用も含めたもの凄い量の仕事をこなしてくれているのです。
 
 
昨日もスタッフが業務の改善と役割の見直しについて活発に話し合っていました(院長は不参加)。
 
患者が多く忙しい時に勤務ドクターが作業を手伝ってくださったことを「申し訳なかった」と話すスタッフもいて「凄いなあ」と思ったのです。
 
幹部によるミーティング運営を私が提案し始めた最初の頃は運営もぎこちなかったのですが、1カ月ごとにどんどん良くなってきているなと感じます。
私から幹部への指示量もどんどん減って最近ではミーティングが終わってから幹部に①「良い感じになってきていますね」と伝え、次に②「何か困っている事で私が力になれることはありませんか?(自分たちで解決が困難なこと)」と聞いて、出された課題の解決をサポートするだけでよくなったのです。
 
 
 
おっと、脱線しましたので話を元に戻します。
もちろん、組織化された歯科医院の院長は院長にしかできない仕事を頑張るべきで、スタッフの細々とした仕事まで把握しておく必要はありません。
幹部に管理の権限を委任したら院長の権限外ですので幹部の権限(責任)を侵犯しないように心がけるべきなのです。
 
 
ただ、院内で特定の部署やスタッフに業務量の集中等が起こっていないか等を幹部がちゃんと管理できているか等必要な項目は幹部に報告してもらうべきであり、スタッフが頑張って課題を乗越えたりチャレンジしたことも報告してもらって、そのスタッフに会ったときには感謝の言葉を伝える必要があるのです。
 
 
 
 
歯科医院のチームビルディングに関わっていて私が感じること。
それは、歯科医院のスタッフは院長が思っているより多くの業務量をこなしており医院を良くする為や患者に喜んでもらう為に頑張ろうとしているということです。
院長からの評価が低いスタッフが実は医院が発展していく為のキーマンだったりもする。
 
私がいつも思うのは「院長が管理するより、上手くファシリテートしながらスタッフに任せていった方が良くなるのに・・・」ということであり、院長が気づいていない才能が院内に眠っている事が多いのです。
 
 
 
 
全体ミーティングで院長の話の時にスタッフが下を向いていませんか?
そんな時に「社会人なら管理者の話をメモを取って聞くき」だと考える人もいるのですが、私からすれば「スタッフに下を向かせるミーティング運営をしている管理者に問題がある」のです。
 
さあ、多くのスタッフは上手く打てば響く存在です。
ならば先生はどう打って力強い音を響かせますか?
 
 
 
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