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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が高めるべき経営の体力とは何者なのか?  [2024年01月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私がこの経営ブログを書く時に時々使う言葉に「経営の体力」があります。
しかし、経営の体力の正体について説明したことが無いことに気づきました。
 
なので、今日は経営の体力について書いてみたいと思います。
 
 
「経営の体力」とは歯科医院が理想の状態を実現していく為に必要な、
 
◇知識
◇技術
◇成功ノウハウ
①マーケティング
②管理会計、数値管理
③マネジメント力
◇落とし込み力
◇資金力
◇組織の成熟度、スタッフレベル
 
などを指す言葉として私は使っています。
 
 
 
 
例えば「カウンセリングの仕組み」について講師を呼んで学んだとしてもカウンセリングを担当するスタッフの成長度が足りなければ標準化された「紙芝居」しか出来ない。
 
他にも治療コンテンツを「ブランド化」をしたいと考えても、ブランド化に必要な技術力や見せ方、患者サービス、ターゲット層に響かせる為のマーケティング力が無ければ診療圏を拡げて自費の収益を増やすことが出来ないのです。
 
 
 
だからこれらの経営的な成果を出す為に必要不可欠なノウハウや経営資源がどれだけ揃っているのかを「経営の体力」と私は呼んでいるのです。
 
スタッフの基礎的能力をティーティングによって高め続けた歯科医院では自然と応用力も身についていることが多い。
だから新たな課題であっても専門家から簡単な説明を受ければ自分で絵を描いて形にし成果に繋げられるのです。
 
特に幹部スタッフと次世代スタッフは全体の研修計画とは別に幹部の役割を担う為の訓練が必要です。
元々は院長が担っていた役割を任せて経営と組織運営を担って結果を出す側に回ってもらう必要がありますので、計画性が必要だと思います。
 
 
 
成長途上のスタッフには各分野で徹底したティーティングを行ない、応用力を身につけたスタッフを増やすことが大切。
プロスポーツでも基礎的な体力と能力が高くなければ結果に繋げられないのと同じで、難易度が高い仕組みであってもスタッフがこなせるようになる為の訓練が欠かせないのです。
 
 
 
これからの時代、国から課される課題のハードルは高くなっていきハードルを超えられた医療機関しか十分な診療報酬は得られなくなっていきます。
10年以内にリタイア→廃業を予定されている院長以外は「経営の体力」が必要になっていきますので、学びと実践を繰り返して医院独自の実学を積み重ねていくしかないのです。
 
経営の体力を身につけ、これから起こる変化に対応していってくださいね。
 
 
 
 
 
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