歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

先生の歯科医院が来年以降も飛躍するのに何が必要か?  [2023年12月15日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院の経営対策は基本的に四つに分かれます。
 
①5年後ビジョンと戦略に基づき医院ブランドを強化していく為の長期的対策(3年以上かかるもの)
②5年後ビジョンへの道を中期経営計画(3~4年)で見える化する
③短期経営計画(1年)、ガントチャート作成
④今月、今週、今日何をすべきかの明確化(月次、週次、日次)
 
です。
 
 
 
5年後ビジョンから明確にし、その実現の為に4年後、3年後、2年後どうなっているのかを計画にし、2年後の計画を達成する為に今年何をするべきかという「バックキャスト」で経営をおこなうのが経営者の基本です。
 
 
 
もちろん、現在から近い時期の経営対策は具体的であるべきで、「KGI(重要目標達成指標)を達成する為にKPI(重要業績評価指標)は設定されているか?」「計画のPDCAが回っているか?「OODAが仕組化され機能しているか?」「経営は数値によって見える化され対策されているか?」などが機能していなければ「5年後ビジョン」は「願望」でしかなくなるのです。
 
 
 
 
院長が経営者として未熟であっても保険医療制度に守られて歯科医院は経営してこれた。
それが平成までの時代です。
 
しかし、令和からは「国が歯科医療に求める役割を果たせる歯科医院だけに保険点数が付く時代」なのです。
 
 
 
 
ただ、国が求める役割を果たそうとすれば経営面でも成立するか?と言えばそんな単純なものではありません。
取組みを医院ブランドになるまで突き詰めれば経営面でもシナジー効果を生むのですが、取組みに対する保険点数自体に現段階で採算性がある訳ではないからです。
 
 
 
 
経営者はアーリーアダプターであるべきで、そのコンテンツが成長期にはいる直前を見極める必要がある。
また、成長期後期の段階で次に事業の柱になるコンテンツを見つけて育て始める必要があり、それを形にする為にも上記に書いた「ビジョン」「経営計画」「KGIやKPI」「ガントチャート」などで経営状況と医院の未来を見える化しなければならないのです。
 
 
「提供する歯科医療の質を高め、地域医療を守っていく為に院長は経営者になるべき」
 
私はそう考えています。
 
 
 
 
国が保険医療機関のふるい分けをおこない設定するハードルを乗り越えられない医療機関を守ってはくれない時代に、先生が来年以降も飛躍する為には「ミッションが明確な経営者」になるしかないのです。
 
 
 
ドンブリ勘定経営者では患者もスタッフも地域医療も、そして先生にとって大切なご家族も守れない。
 
そう思うのです。
 
 
 
 もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
 
経営相談のお申込みとお問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2024年11月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ