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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の組織づくりは医院によって違うって?  [2023年12月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院を発展させていく為の組織づくりは医院によって変わります。
 
例えば、
・小規模零細歯科医院
・専門型歯科医院
・自由診療歯科医院
・規模が大きめの自由診療歯科医院
・中規模な歯科医院
・1カ所で作る大きな歯科医院
 
に加え、
・1~2医院の分院を出す歯科医院
・多店舗展開をする大きな歯科医院(ドミナント型、サテライト型)
・広域の主要駅周辺、幹線道路沿いに分院展開する大きな歯科医院(広域型)
 
もあります。
 
それぞれの形式で採用も育成も経営管理なども違い、それぞれに長所と短所がある。
だから院長は医院の形式に合わせた効果的な組織づくりを学んで実行していく必要があるのです。
 
 
 
 
例えば大きな医療法人でも1カ所で大きな医院を作る場合と分院展開する場合では組織の作り方がまったく違います。
分院展開をするのなら分院長でも分院を運営できるように標準化されたマニュアル、育成カリキュラム、評価システム、経営数値の測定等が不可欠ですし、1カ所で大きな医院を作る場合よりも組織運営の難易度は高くなるのです。
 
 
 
また、どんな組織を作れるのかはスタッフの「技術」「知識」「心の成長」「どんな行動特性を持つ人がどれ位いるか」によって違います。
医院によって階層化(組織化)しても機能する場合とまだトップダウン主体でないと機能しない場合があり、目指せる組織形態もチームメンバーの成長度や育成制度などによって違うのです。
ティール組織などは自立した人材が集まらないと目指せませんが、グリーン組織に一部ティール型を取り入れた形なら成長度が高いメンバーが一定数いる歯科医院の場合には訪問部隊などで目指せるかもしれません。
 
 
しかし、それらも個々の歯科医院の状況によって変わってくる。
人材不足の時代に優秀な人材を集める為に超大型歯科医院や大型歯科医院は戦略を進めており、95%以上の歯科医院は組織を活性化させる為の採用が益々困難になっていくのです。
だから「いま働いてくれている人を大切にし共に成長できる環境づくり、組織づくりが大切」になる。
 
 
 
私はどこの歯科医院にも使える組織理論は存在していないと考えています。
ピーター・ドラッカーの「マネジメント」など、名著と言われる書籍に書かれている内容は時代に関わらず通用すると考えますが、流行の様に出て来ては消えていく組織理論を導入して医院運営が上手くいかなくなった、退職者が続出したという話を聞くとため息が出るのです。
 
 
組織づくりは地道で長い時間をかけて医院の状況に合わせておこなうもの。
魔法の様な手法は存在しないのです。
 
 
 
 
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