おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院経営を発展させるには予約枠のマネジメントが必要です。
では、先生の医院では週にどれ位の治療枠があって、そのうち新患はどれ位受け入れられるでしょうか?
治療患者の実日数はどれ位でしょうか?
治療単価はどれ位でしょうか?
ドクターはユニット何台で何枠診ていますか?
ドクターのサポートに何人のスタッフが必要ですか?
その結果、ユニット1台の生産性はどうなっていますか?
経営方針は「数を診る」「単価を上げる」「数も診ながら単価も上げる」のどれでしょうか?
また、カウンセリングをする患者は初めての患者だけでしょうか?それとも来院の間隔があいた再初診患者にもおこなっているのでしょうか?
週平均どれ位カウンセリングを行っていて、カウンセリングの枠とカウンセリングが出来るスタッフは足りていますか?
歯周病が疑われる患者への検査は週に何人まで対応が可能でしょうか?
歯周病の検査結果を説明してどれ位の割合の患者が歯科衛生士の枠に入るのでしょう?
歯科衛生士枠の稼働率はどれ位ですか?
歯科衛生士枠は足りていますか?
ドクターが使うユニット(枠)と歯科衛生士が使うユニット(枠)の割合はどれ位が収益性が高いとお考えですか?
各種コンサルはどのタイミングで行っていますか?
どんなコンサルの種類があってどんな患者に実施しているのでしょうか?
週に何人分のコンサル枠があってコンサルができるTCは何人育っていますか?
基本的に新患数が足りていないとそれ以降の枠の充足率が下がりますし、動機づけシステムであるコンサル枠が足りていないと患者は主訴以外には問題がないと勘違いしてしまいます。
そしてコンサルシステムの完成度とコンサルの実施数によって「患者が必要な治療を受けられたか」が変わるのです。
ユニットを無限に拡張できればすべての患者を受け入れられるのですが、実際にはユニットの拡張性には医院ごとに限界があり、マンパワーや国家資格者数、技術力が足りていない状況で設定可能な予約枠をどう増やしどう配分し効果的にコントロールできるかが重要なのです。
さて、先生の歯科医院では予約枠が足りていますか?
枠を効果的に設定しコントロールすることが出来ていますか?
一度、調べてみてくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00