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◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

ユニット3台の歯科医院の広告戦略とは?  [2023年11月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
ユニット3台でブランディングされた治療コンテンツを持っていない歯科医院の診療圏は徒歩や自転車で移動できる範囲です。
もちろん、過疎地では車での移動文化があり住民の行動範囲は拡がりますが、患者が通うのに利便性が高い他の歯科医院よりも遠くにある歯科医院が選ばれるにはそれだけの理由が必要なのです。
 
 
 
私が住宅地や商店街に小規模歯科医院を開業するとしたら広告も使いますが地域の方々との交流を重視し、地域のイベントなどに参加したり地域のお店で商品を購入するようにします。
もちろん、新人歓迎会なども地域のお店で実施するのです。
 
これは戦略と言うより「地域の一員になり地域の方々と共に歩む」ということです。
 
 
 
どこの地域も支え合うことによって運営されています。
私も住んでいる地域の町会長を経験して、ボランティアで地域の為に働いてくれている方がいて地域コミュニティが維持されているのだと感じました。
 
なのに、地域にある歯科医院の院長は朝に車でやってきて通院している患者しか顔を知らないというというのは如何なものかと思うのです。
 
 
 
大きな歯科医院と違って小規模零細歯科医院が生き残る為には地域の方々との距離をどれだけ近づけることが出来るのかで決まる。
長い年月をかけて地域の人たちの心の中に築かれた信頼は信用となり地域に欠かせない存在になるのです。
 
 
 
今年、私が子どもの頃からお世話になっていた医療機関の二代目院長がご病気の為に閉院されました。
すると、地域の多くの住民がそれを悲しみ長年の感謝を伝えに医院を訪問したのです。
 
 
広告などの飛び道具より地域に根を張り信頼を拡げていく地道な活動が診療圏が狭い小規模零細歯科医院では重要。
小規模であるからこそ院長一人で動くことができますし、プライマリケアにおいて役割を果たすことが地域の信頼に結びつくのです。
 
 
 
先生が知らなくても地域の多職種はよく「〇〇医院の院長は・・・で」と話題に出します。
その話題の内容には良い話も悪い話もあるのですが、その内容は口コミによって地域の多職種に拡がっているのです。
地域の高齢患者はもっと口コミをします。だから良くも悪くも地域で医院のどんな口コミが出回っているのかは小規模零細歯科医院にとっては重要なのです。
 
 
 
先生は地域の信頼を得る為にどんな行動をされていますか?
ご自分が実現したい歯科医療もあるでしょうが、地域の方々がどんなことで困っていて解決してくれる人を探しているのかをお存じでしょうか?
 
時代とともに開業保険医と地域住民との結びつきは弱くなったと感じます。
しかし地域との距離が離れている医療機関を地域の方々は守ってはくれないだろうし、廃業しても残念とは思わないだろうなと思うのです。
 
 
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