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◆歯科医院経営ブログ

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ワールドデンタルショーの出展事業者の社員を見て感じたこと  [2023年10月06日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
大盛況で終了しました日本国際歯科大会とワールドデンタルショー。
開業医団体時代に展示会の企画運営に関わっていた私は多くの参加者とは別の見方もしていました。
 
様々な出展ブースの社員の参加者に対する対応を見ていたのです。
 
なぜなら、現場にいた社員の対応を見れば企業風土や社員の教育レベルが分かるからです。
 
 
 
 
明らかに上司から言われて来ました・・という社員はやる気がなく雑談をしている。
自分が主催者が目指す会場づくりを壊す存在になっているということなど気づくこともなく、椅子に座ったり雑談をして参加者に声をかけられるまで待っていたのです。
 
昔、開業医団体時代の展示会運営で若く未熟だった私は「出展ブースの椅子は来場者用!出展事業者説明会で出展事業者は座るなというべき」と上司にかみついたことを思い出しました。
 
 
 
 
一方、企業理念が現場まで落とし込めている企業の社員は表情が活き活きとしていました。
 
・会社の存在、商品やサービスを知ってもらいたい
・困っている院長の役に立てる商品があることを知ってもらいたい
・役に立つ情報を届けたい
・参加者に楽しんでもらいたい
 
という思いが溢れている出展ブースは各所で参加者とのコミュニケーションが生まれ、活気が溢れているので更に参加者が集まってくる。
STEPマーケティングや認知戦略が上手な企業もあって出展者の明暗が大きく分かれたのです。
 
 
たぶん、小さな出展ブースの担当者はブースが小さい事を言い訳にするでしょうが、スーパーマーケットの出張販売の小さなスペースで爆発的に売上げるプロがいることを考えればただの言い訳に過ぎないのです。
 
すべての責任は上司が展示会場でどういう行動を取るべきか?どういう姿勢で参加するべきか?を教えていないことにあります。
 
 
 
 
歯科医院のスタッフも同じです。
鍛えられている組織と鍛えられていない組織のスタッフの成長度は大きく違い一目でわかります。
 
理念や在り方教育がスタッフに落とし込めているかが患者や来客に対する対応にでてくる。
だから外部の研修などに出かける時などでも講師への挨拶や受講態度などで医院のレベルを見られることを教えるべきなのです。
 
 
 
 
世間受けが良い言葉で理念を掲げることは簡単ですが、それを組織細胞の隅々にまでいきわたらせるのは簡単ではありません。
私はスタッフに「患者を大切にしたいと心で思っていても行動で示せなければ思っていないのと同じ」と話すのですが、スタッフの一人一人を通じて患者はその医院を判断するのです。
 
 
 
すべての源泉は院長の行動と言葉、そして思いにあります。
 
院長から放たれた言葉や歯科医療や社会貢献へのエネルギーがチームメンバーに伝わり、行動によって患者や地域に伝わっていく。
日常診療は「舞台」であり、チームメンバーはそこで最高のパフォーマンスを見せ続けなければならないのです。
 
 
その為に医院が大切にしていることは徹底的に教えていく。
日常診療や外部での研修などで「やらない」社員を許容してはいけないのです。
 
 
 
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