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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長の言葉はスタッフの成長度に合わせて届く  [2023年10月04日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院に長年関わっていますと院長がスタッフに話す場面をよく見ます。
 
全体ミーティングや日常会話、個別面談など様々なシーンがあるのですが、スタッフの性格タイプや成長度に合わせて話し方を変えている院長は少ないと感じるのです。
 
 
 
 
例えば日常診療に関わっていても、人によって見えている景色も発見する問題点も記憶に残る情報も違います。
それは、性格、過去の学習や経験、長年いた環境によって身についた行動特性が違っているからなのです。
 
だから、スタッフによってフィードバックの仕方も話し方も変える必要があるのです。
 
 
大人でも赤ちゃんに話す場合には無意識的に赤ちゃん言葉を使いますよね。
しかし、大人であるスタッフも成長度が様々であるにも関わらず同じ様に高い次元の話をしてしまうとスタッフはチンプンカンプンなのです。
 
 
 
 
話し方を変える分け方の一つとして「マズローの欲求5階層説」があります。
「利他レベル」のスタッフはいないかもしれませんが、「自己実現レベル」「承認欲求レベル」「社会的欲求レベル」「安全欲求レベル」でも話し方を変える必要がある。
人は自分の成長レベルに合わせて焦点化する情報も使う言葉も響く言葉も変わりますので、そのレベルに合わせた話し方をしてもらうことで記憶に残るのです。
 
 
 
 
院長の熱弁のあとで「院長何が言いたかったんだろう?」とスタッフの頭に??が浮かんでいる場面をよく見ますので、スタッフの表情や頷いているかなどを見ながら話してくださいね。
 
もちろん、院長が話す時にスタッフが下を向いてしまうのは院長に100%の責任があります。
「院長の話はちゃんと聞くべきだろ」と腹を立てても何も変わらないのです。
 
 
 
そうそう、在り方教育はスタッフの成長度に関わらず大切なのですが、院長や幹部が実行できていないとまったく効果がでません。
 
やはり、いつの時代になっても人は背中を見て育ち、応援したいリーダーを選ぶのです。
 
 
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