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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院は医療機関としての品格(ブランド)を身にまとえるか?  [2023年09月09日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
1.5次歯科医療機関は歯科医療の品質として一流、企業として一流であることを目指して医院の品格を高め続ける。
その取り組みによって医療機関としての地域の信頼を勝ち取ることになり、地域の住民や行政にとって無くなっては困る存在になっていくことになります。
 
 
 
大切なのは地域住民の困りごとに対して力になれる存在になること。
そして地域の行政や多職種と同じ目的の達成の為に助け合える関係を築くことです。
 
地域行政は資金も人材もマンパワーも枯渇してきており、国や都道府県から求められる課題を熟せていない。
地域の多職種の経営状態もあまり良くはない。
そんな地域行政や多職種が困っていることを助けて一緒に地域医療を良くしていこうと姿勢を示すことが大切であり、そのことによって地域の医療介護ネットワークに関わる人たちから1.5次歯科医療機関としての信頼を得ることに繋がる。
 
医療機関としての品格を高めるには「地域からの信頼」を勝ち取ることが欠かせないのです。
 
 
 
 
歯科医療機関も大型化が加速していますが、大きな歯科医院だから医療機関としての品格が生まれる訳ではありません。
逆に事業の拡大が先行して院内の質の向上や人の成長が追いついていない歯科医院もこれから増えてくる。
そことは一線を画して地域住民から同じように見られない様にする必要があります。
 
 
マーケティングなどの経営手法はとても大切ですが外側は立派でも中が空洞であればどこかで重大な問題が発生することは避けられない。
患者はチームメンバーを通じて「医院品質」を感じますので、土台作りを軽視して拡大した医院はどこかでその報いを受けるのです。
 
 
 
 
 
また、院内の質を高めていく為には一流の企業がおこなっている事と同様のことをどれだけ実行できる組織にするのかが課題となります。
スタッフが入社すれば就業規定の説明会や入社式、規律を含む基礎的教育をしっかりおこなってから最初の役割を与えなければならない。
 
スタッフが足りないからと医院のオペレーションだけ先輩スタッフが手短に教えて後は即戦力・・・という組織では人は育たないし定着しないのです。
その為に人材は育成期間を考えて早めに採用していく必要がある。だからそれを可能にする経営の体力も必要になるのです。
 
 
 
 
 
 
勤務ドクターやスタッフの社会人としての「在り方」も重要です。
 
街では診療着のままお昼にコンビニに出かけるスタッフを見ますがもちろんNGです。教えていますか?
医院に院長の来客があった時にスタッフはどういう挨拶や対応をしているでしょうか?
外部の研修に参加した時にスタッフは自分の振舞によって医院のレベルを計られていることを知っているでしょうか?
自分の親に対するスタッフの態度は先生の医院のチームメンバーに相応しいものでしょうか?
勤務ドクターやスタッフはプライベート時に地域の方々とどういう姿勢で交流しているでしょうか?
 
 
 
社会人として一流の人はプライベートにおいても一流の振舞が自然にできる。
医院の内側や勤務ドクターやスタッフの人間性が磨かれていくと振舞もそれに相応しいものとなり、結果、それが医院の「品格」として表れる様になるのです。
 
 
1.5次歯科医療機関は地域に「総合力」と「治療品質」というブランドを築き、複数の分野で地域で上位2位までのポジションにつける必要がある。
そしてそこには「品格」も必要なのです。
 
 
 
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