おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院のスタッフと面談したり話していると意外な能力の高さに気づくことがあります。
例えば、「〇〇さん、文章を纏めるのが上手ですね」と聞くと「前の職場で社内誌の編集に少し関わっていたんです」と嬉しそうに答えてくれたりする。
他にも、
・話すのが上手い
・字が綺麗(書道の段もち)
・人の話を相づちを打ちながら上手に聴ける
・姿勢が綺麗
・説明したことの理解度が早い
・実はイラストが上手い
・周りの意見を聴きながらアクションプランにまとめることができる
・患者への接し方に品がある、バタバタしない
・緊急時に自分のやるべきことが一瞬で分かる
・他のスタッフから一番相談されている
・自分が決めたことを着実に成果に結びつけることができる
など、スタッフは得意にしているのに自分では自信がなかったり、得意なことを活かせるポジションについていないことが多いのです。
これらの能力は資格ではないので履歴書にも書かれないし採用面談でも出されないことが多い。
だからそのまま組織で活かされずに眠ってしまうのです。
これはとても勿体ない。
だから、ジョハリの窓などのワークを使って相互理解を進めるのに併せて、チームメンバーが所有しているのに院長が活用できていない”能力”をたな卸しして欲しいのです。
そして積極的に活かしていく。
私自身も、クライアントの院長とスタッフの能力について話していて、そのスタッフがもつ能力を活かせる役割につけた時のポテンシャルの高さにビックリすることがあります。
まるで、上に乗っていた思い蓋が取り外された様に一気に能力を開放していく。
すると表情さえも変わっていくのです。
私はスタッフひとり一人の解放されていない能力を発見するのが得意でもありますので、これからも院長とスタッフの持つ能力が最大限活かせるように関わっていきたいと思います。
スタッフの可能性は無限にありますので、後は院長がそれを活かせるかどうかなのです。
テーマ:スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:00