おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院も発展していく過程で様々な改善に取り組みます。
新人スタッフ教育も昔は、先輩スタッフに「教えてあげて」と院長がお願いしていたものが、最近では分厚いテキストをもとに時間をかけて教育する医院も増えてきています。
スタッフも入社した時代によって受ける基礎教育が違う。
だからそれによってスタッフ間のバラつきが出来るのです。
例えば、新人スタッフは今年から始めた基礎教育とテストによって出来るようになったが2年先輩のスタッフははできていない、ということです。
しかし、これを放置しておくと組織全体が発展していく上で悪影響を及ぼします。
歯科医院では誰がやっても同じ品質を保たなければならないからです。
だから、幹部スタッフは年に1回は「接客」「カウンセリング」「コンサル」「治療」「治療アシスト」「片付け」「消毒・滅菌」「物品管理」・・・・・等々が医院が求める品質で実行されているのかをチェックし、出来ていない部分があれば修正する必要がある。
スタッフ教育には横の教育と縦の教育がありますので、縦の教育を使って例えば「接客」だけ再教育とテストを行うのです。
私は経験が長いスタッフの方が下のスタッフより必要なことが出来ているという状態を作ることが組織の発展にとって必要だと考えています。
なぜなら、先輩スタッフが出来ていなければ後輩スタッフも出来ていたことをやらなくなるからなのです。
テーマ:スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:00