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◆歯科医院経営ブログ

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55歳以上の歯科医院院長に必要な計画とは?  [2023年07月15日]
 
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私は開業医団体に勤務していた時に歯科医院向けの経営セミナーを企画し、院長の経営やライフプランについてのお悩みを個別経営相談でお聴きしてきました。
その時の経験から55歳以上の院長にお伝えしておきたいことがあるのです。
 
 
 
それは、リタイア時期を決めて
 
①リタイア前に必要なお金
②リタイア後に必要なお金とその準備方法
 
についてお考え頂きたいのです。
 
 
 
・何歳でリタイアをお考えでしょうか?
・リタイア時に医院価値をどれ位にしようとお考えですか?
・リタイア方法は「第三者承継」「勤務ドクターへの承継」「親子間承継」「廃業」???
・リタイア時にスタッフと患者はどの様に引継ぎますか?
・リタイアまでに医院や自宅のリフォームや修繕はどれくらい必要ですか?
・車はあと何回くらい買い替えられるのでしょうか?
・リタイア後に必要な資金はいくらでしょうか?
・いま、リタイア後資金はいくら貯まっていますか?
・毎月、いくらあれば生活していけますか?
・リタイアに支払う税金や社会保険料を理解されていますか?
・リタイア後に何にチャレンジしたいとお考えですか?
 
 
私の経験から言えば、上記の質問に答えられる院長は10%もいませんでした?
 
 
 
 
実は55歳と言う年齢はライフプラン設計から言えば「赤信号の一歩手前」です。
多くの院長はリタイア時にその後のライフプラン設計に必要な資金を準備できておらず、子どもに頼らざるを得なくなっています。
 
 
 
多くの院長が「子どもが継いでくれるかはわからないし・・・」と言われますが、現時点でそれを考えても答えは出ません。
だから承継方法に関係なくリタイア時期を決めておいて「どんな承継パターンにも対応できる様な状態」にしておくのです。
 
 
 
 
例えば、多くの院長が質問すれば仰る「65歳」という年齢。
院長の現在の年齢が55歳としてもリタイアまであと10年しかありません。
 
だから必要な計画を立て、あと10年でその計画を実行するのです。
 
 
 
 
 
目指すのは、子どもであっても第三者であっても引き継ぎたいと考える医院。
それは「その時代に合った診療スタイルで経営的な結果を出している医院」です。
 
 
 
歯科医師教育のコアカリキュラムが変わり「今の時代に合う歯科医療」を学んできた若い歯科医師は、昔ながらの診療スタイルの歯科医院を引き継ぎたいとは思わない。
 
だから院長が進化を続けないと「外から見た医院価値」はどんどん低下して、引き継ぎ手が現れずに廃業せざるを得なくなるのです。
 
 
 
 
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