歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

歯科の院長は自分の行動特性タイプからスタッフを評価して失敗するって?  [2023年06月26日]
 
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私も含めて人間には得意にしている分野も苦手にしている分野もあり、苦手にしている分野を他のチームメンバーと補いあうことによってチーム力が向上していきます。
 
 
 
しかし、歯科医院の院長の採用や評価を見ていると「チーム力を高める為にはどういうタイプの人材を採用するのが良いか?」という視点ではなく、院長の行動特性タイプに合う人材を採用していると感じます。
 
クライアントの医院でスタッフに診断シートを記入してもらうと院長の評価が高いタイプが見えてきます。
そして院長が好まない行動特性タイプの採用を避けることにより、チームを強化していく為に必要な行動特性タイプの人材が少なかったり、いても評価が低かったりするのです。
 
 
 
認知バイアスなどの影響で、人が採用面談などで客観的に人を見る事ができないことは心理学の実験によって明らかになっています。
だから院長が採用する人材に傾向があるのも自然なこと。
ただ、院長が好む行動特性タイプのスタッフだけでチームを構成するとチームに弱点が生まれる事になるのです。
 
 
 
 
例えば一例をあげると「課題達成型」の人材が多いと経営的目標は達成できますが「集団維持力」が弱くなります。
逆に「人志向型」の人が多いチームは仲が良いが課題が進まない。
 
だから、チーム作りを考えれば院長は院長と違う行動特性タイプの人材を積極的に受け入れ、評価するのではなく「活躍の場」を与えなければいけないのです。
 
 
 
 
院長の行動特性タイプ、スタッフに多い行動特性タイプの構成によって効果的なチームビルディングは変わります。
 
 
・課題がなかなか進まない
・退職者が多い
 
などの場合はチームメンバーへのアプローチを間違えている証拠ですので、チームにどんな能力が必要なのかを考えて欠けているタイプの人材を採用したり、メンバーに合ったマネジメント法に変えたりしてくださいね。
 
 もっと具体的に話を聞きたい、チームメンバーの診断や効果的なチームづくりをしたい場合には有料の経営相談にお申込みください。
 
 
 
↓サポートメニューを見る
 
 
経営相談のお申込みと問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2024年04月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ