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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長はプロジェクトを効果的に使えているか?  [2023年03月30日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、先生の医院ではどんな種類のミーティングがあり、どんな種類のプロジェクトがあり、どんな種類の役職や〇〇係があるでしょうか?
そしてそれらは院長が何も言わなくてもスタッフや勤務ドクターの手によって機能し進歩していますか?
 
これらの役割が機能すればするほど組織は重い荷物を動かすことができ、組織の進化のスピードは速まるのです。
 
 
ただ、多くの医院ではプロジェクトや役職やミーティングがあっても上から動かさないと効果的に機能ない。
理由の多くは院長がいつまで経っても権限を手放さないことですが、プロジェクトを扱うスタッフの能力を磨く為には教えながら段階的に任せていく必要があるのです。
 
 
プロジェクトを扱う人がその運営のノウハウを持たないから・・・結局、院長がすべてに関与して意見を言うから・・・、結果的に指示待ちに戻ってしまうのです。
 
子育てと同じように多くの院長は院内のあらゆることに口を出したい。
人が育たない根本原因がそこにあるとも知らずに・・・。
 
 
 
プロジェクトによる取り組みはとても効果的ではあるのですが、プロジェクトリーダーを育てずに形だけ作っても機能しない。
例えば飛行機が質の高い機体と定期整備、そしてパイロット、CA、グランドスタッフ、管制などが連携して安全運航が出来るように、プロジェクトもリーダーが育ち他のメンバーの能力を引き出すことが出来なければ成果は出せないのです。
 
 
 
医院メンバーの成長度が低い段階では院長がプロジェクトリーダーとなりサブリーダーを育てながらプロジェクトで成果を出すしかない。
 
だから、院長がプロジェクトメンバーをまとめあげ能力を引き出すことが出来ないのなら、有効なリーダーシップについて院内に誰も教える人がいないことになりますので、院長はまず適正なリーダーシップを学びながら実践しなければならないのです。
 
 
 
組織の成長度に合わせて階層化やミーティング、プロジェクト活用、役職制度を考える必要があります。
外側だけ体裁が整っているが、医院のミーティングを見学すると結局院長ばかりが話している歯科医院が結構多い気がするのです。
 
下を向きながらミーティングに参加しているスタッフの顔にその理由は書かれているのですが、原因が自分にあると院長は気づかずに「やる気がない」と考えてしまうのです。
 
「背中を押してあげればいいのに・・・」といつも思います。
 
 
 
プロジェクトを効果的に使うには、その前の段階のスタッフマネジメントの在り方を変える必要がある。
でないと、院長は成長できるスタッフを成長させることが出来ずに不満ばかりを友人の院長に言うことになるのです。
 
 
 
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