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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の収益性を改善するヒント まとめ  [2022年11月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
本日は収益性改善のまとめです。
 
前回まで歯科医院の収益性を改善するヒントについて色々と書いてきましたが大切なのは、
 
①経営資源はお金が増えて戻るところから投下する
②経営状態は数値で把握して対策する
③治療の質と経営改善の目標を定め日々達成の為の努力を続ける
④マンパワー不足、枠不足による機会損失を防ぐ為の対策を怠らない
⑤院長の経営者としての格と経営力を高め続ける
⑥新患、再初診⇒定期管理患者への流れをつくり離脱を防ぐ
 
あと付け加えるのは、必要な時には専門家の力を借りる、でしょうか。
 
 
 
 
在庫管理など細かい改善点はいくらでもありますが、歯科医療機関としてのレベルを上げなければ「収益」自体が確保できなくなります。
 
だからまずは「院長の理想の診療に近く収益性が高い経営モデルと規模」を選択して取り組み経営的な結果を出す。
そして経営的な成果を出せる様になったら院長が欲しかった治療の設備などを導入するのです。
 
その為には「キャッシュフロー表」「貸借対照表」「損益計算書」「経営資料」などをチェックしながら、人や設備などへの投資が収益を生んで投資資金より増えて戻ってくる様にしなければならないのです。
 
 
 
「院長の理想」「スタッフの成長環境構築と長期雇用」「患者の現在と未来の健康」を実現していく為には院長が経営者として医院経営の未来を切り開く必要があります。
とくに、日本社会にこれから起こる激変による経営への影響を医療機関の院長が乗り越えられるのかが勝負なのです。
 
・人件費を含むコストの上昇
・スタッフの採用競争と長期雇用の必要性
・賃金相場上昇
・デジタル化の進行
・国の財政問題
・中間所得層の貧困化
・税金と社会保険料負担の増加
・患者の一部負担金割合の変更による受診抑制
・金利負担増
・歯科医療需要の変化
・レセプト審査のコンピュータ化による強化
・2024年に向けた医療制度改革
 
等々、歯科医院経営をめぐる経営環境はこれから厳しくなります。
だから診療報酬が上がらず逆に抑制されていく環境下で収益性を高めなければ保険医療機関は生き残っていけない。
 
 
この経営ブログの発信を始めた時から危機感を持って経営していただく必要性を伝え続けてきましたが、その時がかなり近づいてきたと感じます。
 
 
 
さて、先生は収益性の向上の為にどんな対策をされていますか?
 
 
 
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