歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

先生の歯科医院が患者に選ばれる為に何が必要か?  [2022年09月27日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が経営相談をご依頼を頂いて地域の状況を調べる時に重要視しているのは、
 
①この地域には主にどんな層の住民がいてどんな日常を送りどこに働きに行くのか?
②地域の方々に依頼者の歯科医院はどれだけ認知されているか?
③どういったニーズの時にこの歯科医院は選ばれるだろうか?
 
などです。
 
 
 
地域の患者ニーズに合致した医療サービスを提供していて、その存在が認知されていて、最終候補のなかから選ばれる理由がないと患者は来院しないからです。
 
歯に痛みのある患者が医院を選択する上での基本要素は、
・家や会社から近い
・院長が優しそう
・診療時間や休みが通える条件と一致する
・遅くまで診療している
・急患随時である
・ネットで予約できる
などの「手軽軸」です。
 
人はニーズの強さによって超えられる障害の高さ(医院までの遠さ等)が変わるのですが、患者にとって医院の質を選ぶ重要度が低い治療の場合には上記の様に手軽軸で選ぶのです。
 
しかし、「苦労しないで手に入れられるものの価値は低い」ということを忘れてはいけません。
歯に痛みがあって急であっても治療してくれる医院を求める患者だけしか集められない歯科医院には未来はないのです。
 
 
例えば、マーケッターの森岡毅さんが言われていたのは「東京と大阪の間には3万円の壁がある」ということ。東京の人が大阪(逆も)に来るのには3万円を払ってでも価値があるものでなければならないのです。
 
歯科医院の診療圏は1kmとか2kmとか言われますが、厳密には所有する治療コンテンツの強さ(医院ごとに違う)によって診療圏は変わります。つまり、同じインプラント治療であってもブランド力があれば遠くからでも来院しますが、ブランド力がなければ近くても選ばれないのです。
 
 
 
上記に書いた様に手軽に手に入れられる物の価値は低い(競合も多い)。
だから、患者が手間をかけて高いお金を支払ってでも手に入れたいものを歯科医院は提供できなければならない。
先生の医院が診療圏を拡げられるブランド力を構築できるのかで経営の結果は決まるのです。
 
 
ブランド力がなければ、少子高齢化と労働人口の増加によって狭い診療圏でしか戦えませんので来院する患者は少しづつ減っていきます。
 
 
さて、先生はどんなブランドを築かれますか?
 
 
 もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
 
↓サポートメニューを見る
 
 
経営相談のお申込みと問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2024年03月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ