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◆歯科医院経営ブログ

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スタッフが退職する歯科医院としない歯科医院の違いとは?  [2022年05月31日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院にはスタッフの退職が多い歯科医院と少ない歯科医院があります。
 
スタッフの退職と言っても、
 
・結婚相手の転勤で他府県や遠くにいく
・子どもを家で育てたい
・親の介護が必要になった
 
など、防ぎにくい場合もありますので、それらを分けて考える必要があると思います。
 
 
 
スタッフの退職の理由で多いのは、
・院内の人間関係
・院長が怒る
・院長を信頼できない
・給与待遇面に不満がある
・遣り甲斐を感じられない
・人が退職して仕事量が増えていく
・長く働き続けられる職場ではない
・友達が働いている歯科医院で一緒に働かないかと友人に誘われた
 
 
等ですが、中には本当の退職理由を院長に言いたくないので、
 
・引っ越しするので通えなくなる
・他にやりたいことがあった
・親の体調が良くなくて
 
などと言う場合もあります。
 
医院改革などで環境が大きく変化する場合にもスタッフは「どうなるんだろう・・」と心理的に不安になり、反発するスタッフも出てきます。
改革の必要性について丁寧に説明することは必要ですが提案を受け入れられないスタッフは退職します(それは仕方がないと思います)。
 
 
 
 
 
一方、退職者が少ない歯科医院にも色々あります。
 
①院内の成長環境や労働環境が整備されており、医院ビジョンが明確で意欲的な人材が集まりだしている医院
②院長がとにかく優しく居心地が良い医院
③働く時間、条件などで便宜をはかってくれる医院
④院内のコミュニケーション量が多く、相互理解が進んでいる医院
⑤院長が提案する未来像が魅力的で、スタッフが共感しながら取組みが進んでいる医院
 
などです。
 
 
 
スタッフの一人一人にスポットライトが当たってメンバー間の相互理解ができていることも重要な要素だと思います。
 
ただ、②③④の場合には「変化する環境」に慣れていないことも多く、医院改革などで過度の負荷がかかれば退職者が増える可能性があります。
 
 
 
 
歯科医院が発展していく為にはスタッフが成長することが不可欠でありその為の成長負荷をかけることが必要なのですが、問題は「負荷の量と質」です。
 
人が受け入れられる成長負荷の量は個人によって違います。
だから全体に同じ量の成長負荷をかけてしまえば、負荷量に耐えられない人が出てくるのです(スポーツも同じです)。
 
もちろん、負荷量が少ないと成長しませんので、院長は「目標設定理論」などの技術を学びながら一人一人の成長に必要な負荷量を把握しなければならないのです。
 
負荷を感じるのはメンタルなので男性院長には中々難しいでしょうが・・・(理論についてはまたブログで書きますね)。
 
 
 
院長としては①⑤を目指したいところですが、実現していくのには様々な課題をクリアしていくことが必要です。
 
 
 
 
少子高齢化の時代、
 
医療・介護分野の人材不足は深刻です。
 
 
さて、先生は成長負荷がかかってもスタッフが退職しない歯科医院をどうやって構築されますか?
 
 
 
 
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