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◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

こんな院長の歯科医院はジリ貧になっていく・・・  [2022年04月25日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が39年、歯科医科の医療機関と関わってきて気づいたのは、歯科医院経営が上手くいかなくなるのにはパターンがあるということです。
 
今日は歯科医院経営が上手くいかなくなるパターンをご紹介します。
 
 
パターンその1「モノマネ院長」
歯科界で注目されている院長に憧れ、その院長の真似をしたがる院長です。高額なユニットを導入したり治療機器を導入したり教育面は真似ますが、院長として、人としてのステージを高める努力はあまりしないのでスタッフからの尊敬は集めらない。すると院内で様々な問題が起こり始めるのです。
 
 
パターンその2「学習目的院長」
臨床に関する勉強会には積極的に参加しますが日常の臨床で学んだことを使えていない院長です。理論に関しては自負がありますが、症例数を熟していない為に患者に学んだことを還元することもなく、経営面でも武器にはできていません。
 
 
パターンその3「指示型イライラ院長」
臨床に関する勉強会に参加し日常の臨床でも技術は使いますが、勤務ドクターやスタッフに院長の理想通りに動くことを求めます。勤務ドクターやスタッフが院長の理想通りにできないと、患者の前でも注意しますし、いつも院内がピリついています。その雰囲気が患者にも伝わって患者が離れていくのです。
 
他にも色んなパターンがありますが次の機会に書きたいと思います。
 
 
 
 
やはり経営者である院長の姿勢が「臨床面」と「経営面」の成果を左右すると言えます。
 
上手くいかない院長はその原因を「周りの人」「スタッフ」や「環境」に押し付け自分の責任だとは考えませんが、名著「原因と結果の法則」を読んでも分かる様にすべての結果は自分の「思い」から始まっているんです。「環境」も院長の「思い」が作り出した・・・。
 
 
だから、それをちゃんと理解して「自分を成長させる旅」を続けられる謙虚だけど行動的な院長には応援してくれる人が現れるんですよね。
 
 
 
あと、「ミッションが不明確な仲良し医院」も駄目ですよね。
 
仲は良いのですがスタッフに配慮し過ぎて院長は歯科医療として必要なことをスタッフに求めることが出来ていませんし、配慮しているのに院長は尊敬されないので志の高い人材は集まりません。
 
 
すると患者を健康にしてあげる為に院内の質をドンドン高めることが出来ないんです。結果、経営面でも上手くいかない場合が多いです。
 
 
 
 
結局、院長はリーダーとして権限を行使するのではなく「心からついていきたい」とスタッフに思ってもらえる人間を目指すことが大切なんだと感じます。
 
院長の「方針」「行動」がチームの支持を集められるのか?
 
その前に「志」は明確で「姿勢」と一致しているのか?
 
そこが根幹だと思います。
 
 
「院長だからちゃんとしなくても許される・・・」
そんな考えが間違っていて、「院長だからこそ自分に厳しくする」という院長だけがリーダーとなれて応援してもらえるのです。
 
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