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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営の成功に必要な経営余力とは?  [2022年04月18日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
先生の歯科医院では売上を伸ばす為の「余力」をどれ位持っているでしょうか?
 
歯科医院には売上を上げることに取り組んでいるのに結果を出せない医院と何もしていない医院、まだ全力を出さなくても売上は伸びているため売上を上げるコンテンツを温存している医院に分かれます。
 
 
 
例えば山の頂上に農業用のため池があり、そこから下の段々畑に水を供給している場合、山頂のため池に水が少なくて段々畑に水が供給されないと畑の作物は育たないのです。
 
前者の歯科医院はため池の水が足りていない状態であり、後者の歯科医院はため池の水が十分にあるが数か所の段々畑をあえて休ませている状態なのです。
 
 
また、水はあっても段々畑を管理して作物を育ててくれる人手が足りずに一部の畑を休ませなければいけない歯科医院もあります。
 
 
 
 
歯科医院経営も作物を育てる為の「水」と、世話をしてくれる「人」を確保しなければ上手くいかなくなります。
 
例えば、歯科衛生士チームに水が十分に供給されて世話をしてくれる人の心や技術が育ち、人手が足りているのなら後はもう一つ「畑(ユニット)」を作れば収穫量は増えていく。
 
ユニット1台当たりの生産性から「いくら売上を増やせるのか?」が見えてくるのです。
 
 
 
また、歯科医院では経営余力を生み出す為の人材の積極的採用や教育(肥料)が欠かせません。
 
そして育った作物(かかりつけ患者)を離脱させない取り組みがないと畑の水はあっという間に無くなり作物は枯れてしまうのです。
 
 
いざという時に経営的な結果を出す為の「経営余力」は経営が順調な時にしか作ることはできません。
チームメンバーの心と技術を育てる取組みと、患者が離脱しない為の取組みを経営が順調な時から続けているから、院長が「よし!」と考えた時に成果が出せるのです。
 
 
 
売上が下がり始めて慌てて経営対策をしようとしても、経営余力をつくってこなかった院長の歯科医院では打てる対策が外部マーケティングしかなくなる。
 
そして、外部マーケティングで獲得した畑の水も、土手に穴が開いていて流れ出てしまうのです。
 
 
 
必要な時に対策を打てば比較的早い段階で経営の成果が出せる状況を作っておくことはこれからの時代には不可欠です。
 
そして経営余力は攻めることによってしか作れないのです。
 
 
先生は攻めておられますか?経営余力はどれ位あるでしょうか?
 
 
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