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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営で院長が勘違いしやすい5つの経営対策 NO2  [2022年03月31日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
では、昨日の続きを書きたいと思います。
 
 
昨日、歯科医院によって収益性が結構違うと書きました。
 
歯科医院経営は院長や医院が所有する経営資源でどうやって収益性(売上ではない)を高めるのかを考えることが大切で、先生がいま到達されている経営ステージによっても収益性を高める方法は違うのです。
 
 
 
④経営数値の平均値との比較。
全国の歯科医院(個人)の売上(年間)の平均は4,000万円、経常利益は1,200万円ですが、収益モデルが違う医院の数値を平均値にすることによって経営の実態は逆に見えなくなっています。実際には売上が4,000万円で同じでも経常利益は800万円~1,500万円位の幅があるのです。
 
 
 
大きな歯科医院でも同様です。
同じ売上をドクターを含むスタッフ30人で上げる医院があれば50人近く必要な医院もあります。
 
一つの医院でその売上を上げているのか、それとも分院展開をしているのかでも収益性が変わります。
 
だから、先生は先生の医院の経営状態を分析して収益性を高める対策をおこなうことが必要なのです。平均値を知って安心することに意味はありません。
 
 
 
 
 
⑤一定の売上規模で拡大を止め、維持していく。
 
経営相談をご依頼いただく院長のなかで一番勘違いされていると感じるのが売上の安定です。
 
私は「院長の経営目標達成へのモチベーションの高さ」が経営結果に直結していると感じており、院長が「もう、これ位の売上で良いかな・・」と思えばジリ貧への道が待っているのです。
 
同じ売上を上げる為のコスト(人件費等)は年々増えていきます。
ということは同じ売上規模を保っていると収益性は年々低下していく事になる。
 
 
何回もブログで書いていますが、院長はリタイアというゴールに向かって提供する歯科医療の質を高めながら全力疾走するしかない。
 
だって、親子間継承をするにしても第三者継承をするにしても繁盛していない医院を引き継ぎたいとは誰も思わないからです。
 
ゴールまでの道を明確化して時期を早めることは良いことだと思いますし、診療が好きだから事業承継してからも勤務ドクターとして別の医院で働くのも良い。
 
 
しかし、多くの院長は自分のゴールの時期を決めずに診療を続けてきた為に医院の売上も少しづつ減ってリタイア後資金も貯まっていないのです。
 
 
 
 
人生は最後まで全力で駆け抜けた方が満足感が高まります。
 
楽をしたい・・・ゆっくりしたい・・・と安定が大好きな脳は私たちを誘惑してきます。
 
 
売上がジリ貧になってきても「まだ大丈夫」「経営環境が悪いから仕方がないよ」と・・・
 
でも、その誘いにのってはいけません。
 
 
 
先生が開業時に掲げられた理想をゴールまで掲げ続け全力で走り切る。
 
攻める姿勢を保ち続ける。
 
それしか選択肢はないのです。
 
 
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