歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

歯科医院経営成功マニュアル その57 院長はどんな価値観の患者に寄り添うのか?  [2022年03月28日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
先生は来院する患者が満足して帰る為に何を心がけておられますか?
 
 
患者満足は、患者が抱える問題が解決することによって起こる心理的な状態。
 
辞書を引いても「望みが満ち足りて不平不満が無いこと」と出てきます。
 
 
例えば、口腔内がボロボロの患者に「痛みだけ取って欲しい」と言われて希望通りの処置をした場合にも、その患者がそれを望んでいるのならば患者は満足(?)して帰っていくのです。
 
 
 
ただ、患者満足と患者の健康が守られることは別問題です。
 
健康維持は自己責任とはいえ、患者の要望通りに処置をしていればその患者の未来がどうなるのかは歯科医療に関わる人なら容易に予測できる。
 
 
 
 
しかし、歯科医院経営を考えれば長期管理型に移行しながら「自分の健康を守ろうと定期的に歯科医院に通う」患者の割合を高めていかないと収益面で苦しくなるのは間違いない。
 
 
かかりつけ患者の比率を高めることによって、
 
・治療単価のアップ
・アップセル、クロスセル
・口コミ、紹介の増加
・治療中断率や定期管理離脱率の低下
 
を実現しなければう蝕治療型歯科医院から抜け出せないのです。
 
 
 
 
先生がどんな患者に寄り添いたいと考えられても自由です。
 
野戦病院的に困っている患者を救いたいと考えられるのも先生がそれで満足されるのであれば良いと思うのです。
 
 
 
国は社会保障制度に段階的に自助を導入していきますので、経済的に厳しく医療費が出せない人や自己管理が出来ずに困った時だけ歯科医院に駆け込んでくる患者は残念ながら増えていくと思います。
 
 
そんな患者に寄り添う院長がいて欲しいと思う反面、歯科医院の未来を切り開いていくサポートをする立場にいる私としては、健康維持に前向きなかかりつけ患者を集め長期管理型歯科医院への移行を進めていただきたいとも思う。
 
 
あとは先生が誰を幸せにしたいと考えられるのかを決断していただくしかありません。
 
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
 
 ↓どんなサポートメニューがあるのかを知りたい
 
 
 経営相談のお申込みと問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2024年11月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ