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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営成功マニュアル その40 医院のお金の流れの解明  [2022年03月08日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が院長先生にお勧めしたいのは先生の医院のお金の流れの解明です。
 
開業医団体に勤務していた頃には「お金の残し方セミナー」を開催して400人程度の院長のお金の流れをチェックしましたが、結論から言えばお金が残らないのは院長が実際のお金の流れを把握しようとしていないだけです。
 
 
収入で言えば月末で〆て窓口現金やクレジットカード分、自費分以外は約2カ月後に診療報酬の口座に振り込まれます。
 
そして、支払う金額も買掛金などの支払いは翌月以降になることが多いし、予定納税や住民税などの支払いも入ってきます。
だから、損益計算書の利益額とは別の流れでお金は動いていることを院長は理解する必要があるのです。
 
 
 
例えば前年の経費や税金、借入金の返済額等に応じた金額を毎月診療報酬や自費収入の口座から
 
「経費支払い口座」
「税金支払い準備口座」
「院長給与口座(個人の場合)」
「買掛金等支払予定口座」
「借入金返済口座」
 
等に移動させる。
 
そして「減価償却」の金額分は毎月「次期設備投資資金積立口座」に移動するのです。
 
何故なら年度末に調整は入るにしても経費や税金等を除いて口座のお金が増えていっているのかを視覚的に確認しやすいからです。
 
 
 
ポイントは損益計算書やストラック図ではなく実際のお金の流れで確認できる仕組みを作ることです。
実際の実務を院長が行えば大変でしょうから会計事務所などと相談して医院口座の色分けをされることをお勧め致します。
 
 
 
 
私が「お金の残し方セミナー」を開催していた頃に院長ごとに計算したリタイア後に必要な資金は最低でも1億円でした。
 
リタイア後に生活の質を落とさずにいる為にはかなりのお金の準備が必要なのです。
 
 
 
医院の発展に必要な資金もプールしていく必要がありますので、その必要資金の計算もお忘れなく。
 
先ずは医院のお金の流れの把握、そして医院のお金を増やす為の経営対策を頑張ってくださいね。
 
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