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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営成功マニュアル その26 一流の医療機関への道  [2022年02月19日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私は歯科医院の質を高め生産性を高める為に教育カリキュラムの構築が何よりも大切だと考えています。
 
チームレベルを一気に引き上げることは困難ですので、歯科医院のステージごとに必要な「スキル」と「心構え」をスタッフの成長度に合わせて身につける仕組みが必要なのです。
 
 
 
質の高いスキルを使えるようになるにはそのスキルに相応しい人間にならなければ使いこなせない。
 
人間力が足りていない段階で背伸びをして「型」だけ取り入れてもどこかに綻びがでる。
 
そのことは一流のスポーツ選手を見ればわかるのです。
 
 
 
何回もブログで書いていますが、「型」は取り入れたものの活かせていない歯科医院を私は幾度となく見てきました。
 
 
 
組織として成長している歯科医院を見るとそこで動き回るスタッフやドクターは「作業」でなく「人」を見ています。
 
「作業」は「目的」を達成する為の単なる「手段」であることを全員が理解できている為、忙しく動き回りながらも患者の「困った」を見逃さない。
 
その時には「作業」を中断して患者の「困った」に対応できるのです。
 
 
 
 
歯科医院を大きくできる院長は増えてきました。
 
しかし、歯科医院を大きくできる院長を見ると2つのタイプに分かれる。
 
一つ目は歯科医院を大きくすることは出来ているが歯科治療やチームの質を高めることが出来ていない医院。
 
そして二つ目は、歯科医院の大きさに提供する歯科医療の質やチームメンバーの質が追いついている医院です。
 
 
 
 
もちろん、トップ集団を走る院長から評価されるのは後者です。
 
前者は起業家としての評価しか受けられないのです。
 
 
 
「売上」は提供する歯科医療の「質」の反映でなければ一流とは言えない。
 
売上規模だけなら二流なのです。
 
何故なら「医療」は院長の儲けの為に存在するのではなく国民のものだからです。
 
 
 
最近はマーケティング技術に長けた若手院長も増えていますが、ぜひ、「売上規模」と「提供する歯科医療の質」を 一致させていただきたい。
 
せっかく、提供する歯科医療の質を高めることで歯科医院経営が発展する時代に生きているのですから。
 
 
 
院長が理想とする、提供する歯科医療の質や患者への寄り添い力をビジョンや中期経営計画で明確にし、教育カリキュラムを作って地道に落とし込む。
 
 
やはり医院理念を基にした学習と実践なしに一流の医療機関にはなれないのです。
 
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