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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営成功マニュアル その27 売上から歯科医療の質へ  [2022年02月21日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院を開業すると、先ずは経営にたいする不安や借入金の返済のプレッシャーから多くの院長は売上をどうやって上げるのかに比重がかかります。
 
提供する歯科医療の質も売上も開業時から一気に高めることは困難。
 
歯科医療従事者として実績のある人材を採用できれば良いのですが、現実は一から育てる必要があるスタッフも採用しますので、教えて成長していく為の時間が必要なのです。
 
ちなみに、開業時から「学んで成長負荷がかかる環境」をずっと継続していくことが何よりも大切で、院長が経営が安定したからと(自分がしんどくなる)成長負荷がかからない環境に変えてしまうと歯科医院の成長は止まりますので時代遅れのジリ貧歯科医院になっていくのです。
 
 
スタッフや組織が成長していくまでは患者ニーズに対応することで医院のことを気に入って通ってくれる患者を増やすことは大切なのです。
 
 
院長が治療技術を継続的に高め、スタッフが成長してくると「歯科医療の質」をブランドとして表現できる様になっていきます。
 
まあ、実際には治療技術を継続的に高めスタッフのレベルも上がっているのですが、その魅力をブランドとして構築し地域の住民に発信することが苦手な院長が多い。
 
 
また、先日ブログで書いた様に売上を増やしていくステージから抜け出せずにズッと「歯科医療の質」から遠いままの院長もいるのです。
 
 
私が歯科医院の院長のステージを測る基準はどれほど「歯科医療の質=経営的成果」に近づいているのかです。
 
歯科医療の質を上げることが経営の発展に繋がることで地域医療は守られ、スタッフの長期雇用は実現し、最新の診断・治療機器も導入でき、経営は次の世代に引き継がれていくのです。
 
 
時代は本気で歯科医療と向き合い地域医療を守っていきたいと考える院長にフォローの風を吹かせ、売上ステージに留まっている院長にアゲインストの風を吹かせています。
 
院長が国が求める歯科医療の質や役割に対応し、将来的に健康な地域住民が通う歯科医院に近づけることができれば、必ず未来は開けるのです。
 
 
日本人の98%が井の中の蛙である時代。
 
2030年代には歯科医療の在り方さえも変わってしまう可能性があるのです。
 
徐々にマーケットが切り替わっていくことに院長が気づかなければジリ貧になりますし、マーケットの変化に段階的に対応できればとても遣り甲斐のある世界が待っています。
 
 
毎日、同じような日常を過ごしている方には早く気づいて頂きたいですね。
 
 
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テーマ:経営環境の変化
Posted at 04:00
 
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