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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営成功マニュアル その 番外編 若手ドクターの育成  [2022年02月10日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
昨夜は若手ドクターにお話しさせていただく貴重な機会をいただき、Zoomで「10年後も輝ける歯科医師になる為の5つの条件」というテーマでお話させていただきました。
 
私からの話が終わった後は主催者のドクターも交えて参加者と1時間ほど質疑応答。
 
皆さん積極的で「こういう若い先生方に地域医療の未来を担って頂く為に私に何ができるだろう?」と考えながらもとても楽しい時間を過ごせました。
 
 
 
 
令和4年の歯科診療報酬改定の内容や低い改定率を見ても「令和6年の改定に向けて加速したな」という感じを受けます。
 
国は2025年までに持続可能な社会保障制度に変えることを明言し、工程表も作成しているのです。
 
 
 
今回の改定で一程度の歯科医院は国が設定したハードルを越えられなくなる・・・。
 
そして令和6年の歯科診療報酬改定(介護との同時改定)では更に加速し振り落とされる院長も出てくるでしょうね。
 
 
 
 
国はそういう状態を想定しながらも設定したハードルを乗り越え「歯科医療の質を向上させられる歯科医院」を残したいと考えているのです。
 
 
そういう経営環境の変化を歯科界で乗り越えていく為には若手ドクターを育てていく仕組みが必要だと感じました。
 
これから設定されていくハードルが高すぎて、開業したドクターが自力で乗り越えることは困難にも思えるからです。
 
 
 
そうなると地域医療も守られないし、歯科医療全体が発展していかないと大型歯科医院も経営的に苦戦する気がします。
 
 
 
 
国が考える「地域包括ケアシステム」や「3次、2次、1.5次、かかりつけ医療機関」による機能分化も必要だとは思いますが、地方都市でプライマリケアを担うドクターがこのままでは大幅に不足していく。
 
零細規模歯科医院はジリ貧になりながら生き残ったとしても、今のままでは1.5次医療機関を目指す院長と中規模にとどまっている院長の差が更に開いていき都市部の中規模歯科医院は淘汰されていく。
 
 
 
そんな激動の経営環境の中でも歯科界が若手ドクターを育てる環境を整備していかなければ歯科医療の未来は見えなくなっていく。
 
歯科医院経営のハードルは2025年以降も高くなっていくのだから・・・
 
 
そんな危機感を感じた夜でした。
 
 
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