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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その146 歯科医院の最大の差別化要因は”人”  [2022年01月06日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院を発展させられる院長ほど「歯科医療の質」と「人の質」に拘る。私はそう感じています。
 
最近、開業する歯科医院はどこもお洒落でキレイに保たれていることが多い。
 
だから、お洒落で居心地の良い医院はこれから必須となっていき差別化要因ではなくなっていくのです。
 
 
 
初診カウンセリングやコンサルの仕組みを導入される医院も増えていますので、開業におけるカウンセリングスペースも必須となりつつあります。
 
 
 
 
しかし、外装や内装はキレイにお洒落にできても「人の質」は簡単には引き上げられない。
 
そして患者が最終的に医院を選ぶ基準が人の質、それもドクターの質なのです。
 
 
これからの時代は患者が「かかりつけ歯科医院」を選ぶ時代ですし、う蝕の新患がこれからの10年で徐々に減っていくことを考えれば患者が離脱せずに継続管理をおこなえる長期管理型歯科医院をつくることがとても大切になっていくのです。
 
 
 
実際に患者の口コミを見ていると、患者が満足した口コミにも不満を感じた口コミにもほとんど「人」が登場してくる。
 
だから最新の設備を整えていなくても「人の質」を高めることで歯科医院を繁盛させることは出来るのです。
 
新患数が少なくても一度来院した患者が定期管理の患者となり離脱しなければ予約枠はアッと言う間にいっぱいになるはずです。
 
 
 
 
実際に院長一人の治療技術と接客レベルを高めるだけでプラスの口コミも起こせますし患者を増やすことが可能です。
 
ただ、院長一人で診れる患者には限度があるし、アポイント数を増やせば質が低下する。
 
 
 
そういう時に院長が考えるべき対策は
 
①質を保って院長が診れる患者数に留める
②質を高めて治療単価も上げる
③人を採用し教育することによってサービスを高いレベルでの標準化を目指す。
⇒分業制を導入して質を落とさずに診れる患者を増やす。
 
のどれかです。
 
 
一部の院長は「効率化を進め院長が診れる患者数を増やす」を試みますが、効率化には限界がありますし提供する歯科医療の質が低下する可能性が高いですので、野戦病院型歯科医院への道を歩むことになります。
 
まあ、いつの時代も初期治療への需要はありますので、マンパワーの確保に自信がおありなら一つの経営モデルではあると思います(お勧めはしませんが)。
 
 
 
私は「提供する歯科医療の質」「ドクターを始めとする人の質」を高めることによって「収益性」を高める方法をクライアントの院長にはお勧めしていますので、特に人の質を高めることが重要だと感じているのです。
 
 
 
 
ドクターやスタッフが成長し続ける歯科医院では患者への見せ方を工夫すれば患者の満足度を高めることができます。
 
しかし、「人の質」が高くない医院では広告などで来院した患者を定着させることができない。
新患獲得コストが高い割にバケツの底に穴が開いた医院経営になり、お金をかけて水を注ぎ続けなければならなくなるのです。
 
 
 
院長が医院の人の質を高めたいと感じた時、なぜかご自分を除外しがちです。
 
しかし、経営効果で考えると院長の人としてドクターとしての質を向上させることが一番投資効果が高い。
 
 
 
だから、ご自分のレベルアップ計画も作成してチームメンバーに発表されることをお勧め致します。
 
有言実行あるのみです!
 
 
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