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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その118 大型歯科医院は小規模歯科医院の競合となるか?  [2021年11月30日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が以前からブログで書いています様に、これから大型歯科医院が増加してきます。
 
中には診療圏に大型歯科医院が進出してくると脅威に感じる小規模歯科医院の院長もおられるでしょう。
 
しかし、現在国や学界において歯科医療の機能分化についての話し合いが続いており、その考えを改めなければいけない時代が来るかもしれません。
 
 
 
まあ、マーケティング的に考えても大型歯科医院は小規模歯科医院にとって競合関係にはなりません。
 
小規模歯科院が大型歯科医院を競合と認識して経営対策をすると大抵は失敗しますし、もともと戦略(市場)が違うことを小規模歯科医院の院長は認識しなければならないのです。
 
医院を大きくするのか小規模なままで損益分岐点を下げていくのかの判断が出来ずに、中途半端な経営対策をして中規模歯科医院に留まっている院長がこれから一番苦労することになります。
 
小規模歯科医院はニッチな市場に特化して大型化しないことによって収益性が保たれるのです(営業利益を増やす)。
 
 
大型歯科医院と小規模歯科医院は競合関係にはなりませんが中規模歯科医院は競合関係になる。
経営はかけたコストでどれだけの収益を生むことが出来るのかで決まりますので、中途半端な投資では成果も中途半端で終わるのです。
 
大胆な投資をする大型歯科医院と中途半端な投資をする中規模歯科医院。同じ医療サービスを提供しているなら患者がどちらの医院を選ぶのかは明らかです。
 
 
 
中途半端な投資ならやらない方が良い。
 
経営の足場を固めつつも、ここぞというタイミングで大胆な投資ができる院長のみが医院を大きく出来るのです。
 
 
 
また、これも以前から書いていますが、専門的な技術(専門医・認定医等)を持たないドクターは歯科医師としての未来を切り開くのが困難な時代になっていきます。
 
専門性を磨けば医療施設が不十分な小規模歯科医院でも経営が成立しますが、専門性を持たない歯科医師は開業しても勤務医としてもキャリアプランを描けなくなっていくのです。
 
 
 
新たな歯科医師像と歯科医療機関像は2030年頃には本格的に稼働しているでしょう。
 
さあ、未来の歯科医療像と経営環境をどう読み取り先生や勤務ドクターのキャリアプランを描きますか?
 
専門性は一朝一夕には築けませんので、もうスタートしないと2030年には間に合いません。
 
 
先生はどうされますか?
 
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