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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その112 経営数値を追う副作用とは?  [2021年11月23日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営を考える場合にはスタッフのモチベーションを下げない仕組みの構築が必要です。
 
例えば100万円稼ぐ為に「キャンセル率」「自費率」「一人当たり生産性」「歩合制」など目標を細かく設定してミーティングなどで意識づけ過ぎると副作用が出てくるのです。
 
それは「売上を上げることが目的となってしまう」ことです。
 
そして、行動の動機が「ノルマ」や「歩合」になる。
 
 
 
「えっ、数字を追うのは当たり前でしょ。売上が上がるからお給料を貰えるんだから」と思われましたか?
 
そこが男性脳である院長の落とし穴です。
 
 
 
そのやり方ではスタッフの行動への強制力(動機づけ)は働いても、自ら進んで行動するという構図にはならない。
 
そして売上を上げることに繋がらない行動には積極的には関わらなくなっていくのです。
 
 
 
スタッフマネジメントの神髄は「どう動かすか」ではなく「どうしたら動きたくなるか」なので、コントロール力(外発的動機)で動かしているとコントロール力が緩めばやらなくなります。
 
歯科医療従事者として必要なことや人として大切なことを学び経験し協力し合い、心が育っていくという環境にはならないのです。
 
だから歯科医療従事者としてのマインドが育たずに生活の為に働くようになっていく・・・。
 
 
 
外発的動機づけに頼る院長は軽視しがちですが「歯科医療」としても「経営」としても成果を出せるチームになる為には、実は歯科医療従事者としてのマインド(内発的動機)を育てることが不可欠なのです。
 
 
外発的動機(ノルマ、報酬)に頼っているからいつまで経っても自走する集団にはならずに院長もスタッフも疲弊していくのです。
 
 
 
 
医院にとって数値管理の重要性は言うまでもありません。
 
しかし、多くの医院では目標数値を達成にもっていくアプローチに問題があります。
 
 
 
スタッフが数値を追いたくなる為に何が必要か?
 
一度、お考え下さいね。
 
 
「完全歩合制?」
 
院長の自己責任ですので導入されるのは自由ですが「お金による動機づけ」は効果と同じくらいの副作用がありますのでそのことをお忘れなく。
 
 
 
 
院長が目指すべきなのは「医療としての正しいことをやれば目標利益が達成できる」仕組です。
 
その仕組み作りは可能で、その仕組みを作れればスタッフのモチベーションが上がり自走する様にもなるのです。
 
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