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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その98 経営計画とガントチャート  [2021年11月06日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
いきなり質問です。
 
先生はビジョンを具体化した中期経営計画から今年の事業計画を立て、ガントチャートを作成してこの1年の取組みを進めてこられたでしょうか?
 
歯科医院に関わって実感しているのは年間の経営目標も持たずに一年を過ごしている院長が多いということ。
 
しかし、そういう考えで院長の理想を実現できるはずもないのです。
 
 
 
 
ちなみに「経営」というと売上というイメージが強いと思いますが、歯科医療の質を高めていくことも「経営」に含まれます。
 
 
「経営」という言葉を調べると、”事業を営むことでありその運営の為の仕組みを構築すること。継続的かつ計画的に意思決定をおこない実行に移すこと。またそれを管理すること”とあります。
 
そして、「事業」は、”社会的に大きな仕事”という意味もありますし、”ある目的を持って継続的に会社などを経営すること”という意味もある。
 
 
 
つまり歯科医院経営とは”医療におけるある目的を達成する為に運営の仕組みを構築し、継続的かつ計画的に意思決定をおこない実行に移し管理すること”になります。
 
なのに事業の目的である理念(ミッション、ビジョン、バリュー)が不明確なことにより事業計画が無かったり、あっても売上だけの計画であったりするのです。
 
 
 
 
 
院長は経営環境の変化を予測対応しながら理念を達成していく為の中期経営計画を立て、中期計画をカスケードダウンして単年度計画の達成を目指すべきなのです。
 
その時にやるべき課題と計画の進行状況を見える化してくれるのがガントチャートです。
 
 
理想はガントチャート通りに取組めば単年度計画が達成できるように各プロジェクトに具体性と根拠をもたせることです。
 
 
 
 
例えば、
 
・12月は予約でいっぱいになるので、10月から家族紹介キャンペーンを実施する(紹介目標〇件)。
 
・〇月から新卒の歯科衛生士がデビューするので段階的に衛生士枠を増やす(〇枠×〇円×〇日)。
 
・勤務ドクターが研修で身に着けた治療技術を臨床で患者に提案していく(〇円×〇人/提案数目標〇人)。
 
・か強診を取得できたので、歯周基本治療を終えて症状の安定を確認できた患者は例外なくSPTⅡに移行する(移行目標〇人、売上〇円UP)。
 
・治療コンサル内容の改善によって自費成約率を〇%まで向上させる(年間自費売上増〇千万円)。
 
など、成果に直結する部分も計画的に強化していかないと結果は出せないのです。
 
 
 
 
これらの目標は単に売上に繋がるだけではなく、チームメンバーを育て提供する歯科医療の質を高めることにも繋がっている。
 
歯科医療としての理想は経営計画にし、数値化して達成を目指すべきです。
 
でないと院長の感情的な満足で終わり社会的役割は果たせない。
 
 
 
 
 
開業当初は経営面の管理技術も未熟だったとしても年数が経って組織が大きくなるにつれて院長も経営者としての成長が必要になってきます。
 
 
その成長を勝ち取る為にも計画を立てて実行し、成果を検証して改善につなげるというPDCAサイクルやOODAループを回せるようにならなければならないのです。
 
 
 
 
今の時代はドンブリ勘定で経営が成立した30年前とは全く違う。
 
だから院長は創業理念と経営理念、3年後ビジョンを基に中期経営計画と単年度計画を立て、ガントチャートを作成して目標達成を目指さなければならないのです。
 
さあ、いつから始めますか?
 
 
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