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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その85 コンサルタントの資質  [2021年10月22日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が以前から感じているのは一部のコンサルタントから院長へのアドバイスに関する不信感です。
 
 
院長が経営全般やスタッフマネジメントに卓越した方なら、
 
医院ブランド、理念とのズレはないか
②スタッフの力量、マンパワーは足りているか
③会計的視点で見て成果に繋がるか
④医療の視点に合致しているか
⑤医院ステージに合ったものか
 
などを総合的に判断し、医院への落とし込みも自分でできるのですが、お忙しい院長でそこまでの経験値をお持ちの方は少ない。
 
 
 
また、コンサルタントも総合的な判断をした上で専門分野のアドバイスが出来る方が少なく、アドバイスが一面的になりがちなのです。
 
そして、その医院の現状や院長のスキルからみてコンテンツが落とし込めるかどうかを考えていないコンサルタントもいるのです。
 
 
 
例えば患者への「コンサル」や「カウンセリング」の仕組みはインフォームドコンセントの視点や経営の視点からも必要ですが医院の現状によっては同じ様には落とし込めない。
 
軽自動車にフェラーリーのエンジンを乗せない様に、医院のステージに合ったコンサルの方法があるのです(院長は乗せたがりますが・・・)。
 
 
そんな時にコンサルタントは「正論」を言うだけでなく医院の現状に応じた仕組みと落とし込み方を工夫して提案し、落とし込みのサポートができるのか?ということなのです。
 
「正論」は言うけど医院の現状を無視していたり、落とし込みは院長に投げるのでは専門家として失格だと思うのです。
 
 
 
 
 
院長は歯科医療に真摯に取り組み、経営やスタッフマネジメントに関しては苦手にされている方が多い。
 
そして、医院ごとに発生する問題や取り組むべき課題は違い、解決方法も医院ごとに違うのです。
 
なのに落とし込みは一緒にやってはくれない・・・
(代わりにやってくれるという事ではありません。代わりにやってもらうと院長の能力が向上しません)。
 
上手くできなかったらやり方が悪いとだけ言われる。
 
 
 
もちろん、院長に寄り添い落とし込みも一緒にと考えるコンサルタントの先生も多いと思います。
 
 
全国の院長にはそんなコンサルタントと出会っていただきたい。
 
そう願うばかりです。
 
 
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