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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その76 地域環境の分析  [2021年10月12日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が「経営相談」を受けた時に最初に調べるのはその医院の経営環境です。
 
「経営環境分析」のご依頼ではないので詳しくは調べないのですが、医院の立地から経営環境を調べると今後どういった経営戦略が必要かが見えてくるのです。
 
だからGoogleの航空写真やストリートビュー、Googleマイビジネスなどにはお世話になりっぱなしです(笑)
 
 
 
 
単純に考えれば都市部の駅前に開業する方が良いと思われがちですが、都市部には都市部ならではの経営リスクがある。
 
だから、郊外であるからの利点を活かせる院長であれば、強い競合が多く拡張性が低く固定費が高い都心部で開業する必要はないのです。
 
 
 
これから都市部は経営の体力があり経営のノウハウをもつ戦略院長でなければやっていけなくなる。
 
そんな競合ひしめく場所に「立地が良い」だけの理由で参入すると痛い目にあうことになります。
 
 
 
 
実は歯科医院経営の仕組みはシンプルです。
 
変動費や固定費が増えればそれに見合う売上がなければ利益が残らない。
 
 
保険診療は定価制なので質を上げずに利益を残す発想になりがちですが、質を上げないと国が設定するハードルは越えられないし長期管理型経営には移行できない。
 
 
質を上げていくという事は「治療単価」を上げていかなくては計算が成り立たない。
しかし、治療単価を上げれない院長も多いのです。
 
 
 
 
多くの院長は高級ホテルの収益モデルと格安ホテルの収益モデルを混同されています。
 
先ずは、歯科医院の収益モデルについて学ぶことが必要かもしれませんね。
 
 
地域環境を詳しく調べることが出来れば、院長がとるべき経営戦略もおのずと見えてきます。
 
ポジショニングを間違えると経営的に苦戦することは避けられない。
 
 
一度、休日を1日使って診療圏に起こっている変化を調べ、未来予測をしてみてくださいね。
 
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