おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
有効求人倍率が6月7月8月と持ち直す傾向にあります。
緊急事態宣言が解除されましたので経済活動が活発になれば更に上昇する可能性がある。
現在は少しだけ改善している歯科医療従事者の採用も有効求人倍率が上昇を続ければ再び厳しくなっていく。
だから、院長はこれからのビジョンに必要な人材をいますぐ採用して育てていく必要があるのです。
何故ならこれから起こる医院の大型化によって採用格差が拡がるからです。
単純に考えれば分かることです。
・スタッフ数(特に歯科衛生士数)が多く
・地域の口コミも良く
・大きな医療法人で
・教育カリキュラムが充実して
・即戦力採用ではなく
・結婚、出産、育児を経ても戻ってこれて
・福利厚生も充実していて
・厚生年金があり
・退職金制度があり
・理念が明確で共感でき
・分院(勤務地)が複数
・車通勤が可能
である歯科医院と、人が退職した補充であり即戦力として働かなければならない歯科医院とどちらで働きたいか?親としてどちらに勤務させたいか?と言えば、労働環境が充実した医院であることは言うまでもありません。
労働環境が整備された歯科医院も病院や他業種との競争になりますので油断はできません。
また、学校の繋がりがある歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士では働いている人や退職した人からの医院評価がその後の採用にも影響します。
新卒の歯科衛生士を採用しても育てられずに退職する歯科医院には新卒の歯科衛生士が来なくなっていきますし歯科医師についても同様なのです。
長期管理時代において国家資格職(歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士)の採用は経営における生命線になります。
では、いまから求職者が先生の医院を選ぶ理由(優位性)を書き出してみてください。
いま働いているスタッフに「なぜ、うちに来てくれたの?」と聞くのも良いかもしれませんね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00