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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その65 金儲け重視?歯科医療重視?  [2021年09月29日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
日本の歯科医院の院長は保険でも良質の歯科医療を提供したいと奮闘される方が多いと感じています。
 
しかし中にはビジネス目的でお金儲けをしたい方もいる。
 
 
 
私は良質の歯科医療を提供したいと奮闘される院長を応援したいのでお金儲けだけが目的の院長には興味はないのですが日頃から疑問に感じることがあるのです。
 
それは、十分なお金を儲けた時、何を目的として人生を歩むのかということです。
 
お金を稼ぐことで院長の物的欲求は満たされていくのでしょうが、医院経営の目的がお金儲けならチームメンバーの精神的欲求は満たされませんし、たぶん成長したくないスタッフに囲まれて質の低い歯科医療を提供していくことになる。
 
するとある程度までいくと経営面でも頭を打つ様になるのです。
 
歯科医院の収益モデル自体がそうなっているからです。
 
まあ、どちらにしてもそういう院長は大きな失敗でもしないと気づかないでしょうね。
 
私は説教をする気もアドバイスをする気もないですが・・・
 
 
 
 
 
もちろん、良質の歯科医療を提供するためには医院の収益性を高めなければいけませんし、院長にもリタイア後プランを支える資金を準備してくださいと話します。
 
 
お金は大切であることは間違いないですし、開業後から医院が軌道にのるまでは経営に重点を置いた方が最終的に良質の歯科医療を提供できる様になるのです。
 
 
 
 
大きな歯科医院の院長はいま懸命に収益構造を変えることに取組まれています。
 
・長期管理時代
・長期雇用時代
・働き方改革
・社会のデジタル化の進行
・歯科医療のデジタル化の進行
・補綴需要の減少
・固定費の増加
・税や法定福利費の増加
 
に従来の歯科医院の収益構造では対応できないからです。
 
 
そして収益構造を変えるには医療機関としての質を高めることが不可欠になる。
 
 
 
 
小規模零細歯科医院(ユニット3台まで)として生きていくのなら戦略は違いますので注意してくださいね。どの歯科医療需要に最適化するのかをご自分の得意な治療と開業されている地域の未来予測によって1本に絞ってくださいね。経営の体力が無いのであれもこれも取り入れるのではなく1本に絞って磨いていくことが大切です。大きな歯科医院と競合関係にならないようにニッチな市場を狙うのが鉄則です。
 
 
大きな歯科医院(地域の相対的比較)に近い治療メニューを揃えた中規模歯科医院は競合になってしまいますので戦略的には一番厳しいでしょうね。
 
同じ商品なら顧客は規模の大きな質の高いお店で購入するのがマーケティングにおける原則だからです。
 
エッジの立つ治療コンテンツがあればそれを使ってポジショニングを変えないと大きな歯科医院の影響を受けてしまいます。
 
 
 
いつも書いていますが、医院が所有する経営資源と開業されている地域によって取るべき戦略が変わるのでブログで書くのは難しいのですが・・・。
 
地域医療と医院とスタッフの未来を守る為に頑張ってくださいね。
 
今までと同じことをやっていてはダメですよ。
 
 
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