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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その63 2024年に何が起こるのか?  [2021年09月25日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、先生の歯科医院は5年後どうなっているでしょうか?
 
どんな治療コンテンツを扱い
 
どんな治療技術を所有し
 
どんな患者に支持される歯科医院になっているのでしょうか?
 
 
ユニットは何台?
 
スタッフは何人?
 
売上は?
 
 
そして5年後ビジョン達成の為に今取り組んでいることは何でしょうか?
 
 
 
令和4年に診療報酬改定がありますが問題は令和6年(2024年)の医療介護同時改定です。
 
国は団塊の世代がすべて75歳以上になる2025年までに社会保障費を抑制する政策を実行できなければ国家財政がもたないと判断しているからです。
 
そこにコロナ対策で予定外の財政支出がありそれを何とかしなければならない。
 
 
 
今行われている自民党総裁選で誰が次期総裁になるのかも今後の政策に影響しそうです。
 
 
 
では、歯科医院の院長はどんな経営対策をおこなうべきなのでしょうか?
 
色々あるのですが一番重要なのは「収益構造の改革」です。
 
国の医療費削減政策や固定費増、歯科医療需要の変化に対応できる利益を生み出せる経営体質に変えなければ激変の時代を乗り越える為の資金を準備できなくなるのです。
 
以前ブログで書きましたが収益性を改善して生き残れる収益モデルはほぼ決まっています。
 
 
・理念
・開業されている立地
・競合の状況
・人口動態
・地域経済の未来
・医院規模
・所有している経営資源
・リタイア(承継)年齢
 
によっても変わるでしょう。
 
 
例えば生まれ育った場所で親から引き継いだ医院を守り地域の方々の健康を守っていきたいという強い志があるのならば、過疎化が進む地域であっても経営が成立する方法を見つけ出し医院を発展させていく覚悟と戦略が必要です。
 
 
人が都市部に流入していくのにあわせて都市部でば強い競合が増えていくでしょう。
現在は経営的に順調であっても強い競合が進出すれば患者を奪われる可能性があります。
 
では、進出してきた競合に負けない様に頑張るのか?それとも差別化を図って闘わない戦略を取るのか?
 
院長は経営者として判断しなければならないのです。
 
 
 
 
国の医療費抑制政策が進み、
歯科医療需要が変化し、
少子高齢化により人の移動が進み、
地域経済が打撃を受け、
コロナによって人の流れが変わっていく時代において、
 
歯科医院が従来通りの経営をしていて上手くいくはずがない。
 
 
 
最近、環境問題などで「時間軸の悲劇」という言葉が話題になっています。
 
ジワジワと進む変化に「まだ大丈夫」と油断していては、いつか足元をすくわれてしまう。
 
そうそう、クライアントの院長が歯科医師会の行事にでて地域の他の院長と話すと危機感がぜんぜん無い人が多くて驚くそうです。
 
残念ながら2024年改定を乗り越えていける歯科医院は限られたものになるかもしれませんね・・・
 
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